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早乙女太一座長のもと、劇団朱雀が5年ぶりに復活

ぴあ

19/11/25(月) 0:00

劇団朱雀 復活公演

大衆演劇で多くの観客を魅了し、2015年に解散した劇団朱雀(すじゃく)の復活公演が、11月26日(火)に開幕する。

総合プロデュース、脚本、演出、振付、出演を果たすのは、二代目座長の早乙女太一。いまやジャンルを問わず活躍する人気舞台俳優へと成長した彼が、幼い頃から磨きあげてきたスキルと、劇団☆新感線をはじめとする他流試合で得た経験値をこの舞台に注ぎ込む。舞台は三部構成を予定しており、一部は女形の早乙女太一による舞踊ショー、二部は日替わり芝居、三部は全員出演による舞踊ショーと、劇団朱雀の魅力と醍醐味を総動員してのステージだ。

注目したいのは、第二部の「日替わり芝居」。3つの演目を用意して、日替わりで上演するわけだが、作家勢が豪華だ。新感線の座付き作家である中島かずき。劇団扉座の座長である横内謙介。早乙女自身が仕事を共にして、深く信頼している作家たちがここで顔を揃えたことになる。

出演陣も、バラエティ豊かな顔ぶれが目を引く。兄の太一に負けじとキャリアを重ねる早乙女友貴はもちろん、『薄桜鬼〜新選組炎舞録〜』で太一と共演した木村了、ベッド&メイキングス主宰の富岡晃一郎、つかこうへい作品でダイナミックな演技を見せる久保田創と小川智之が名を連ね、大阪と札幌公演には、ゴールデンボンバーの喜屋武豊が出演を果たす。

解散の理由を「自分が外に出て実感できたことをみんなにも経験してもらい、自分自身も新たに挑戦したかった」と語る早乙女太一。それが叶い、劇団員全員が最強の状態で全力を注ぎ込む復活公演は、12月15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、12月19日(木)から30日(月)まで岐阜・ぎふ葵劇場、1月4日(土)から7日(火)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、1月18日(土)に北海道・道新ホールにて行われる。

文:小川志津子

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