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「有頂天団地」出演者が集結、初演出のマギー「ワクワクの方が大きい」

ナタリー

18/10/16(火) 8:05

左から演出のマギー、鷲尾真知子、キムラ緑子、渡辺えり、笹野高史、広岡由里子。

「喜劇 有頂天団地」の記者懇親会が、昨日10月15日に東京・新橋演舞場で開催された。

本作は、2015年上演の「喜劇 有頂天旅館」、今年18年上演の「喜劇 有頂天一座」に続く、渡辺えり&キムラ緑子コンビによる“有頂天”シリーズの第3弾。小幡欣治の戯曲「隣人戦争」をもとに、マギーが演出を手がける。

記者懇親会には、渡辺、キムラ、マギーのほか、出演者の鷲尾真知子、広岡由里子、笹野高史が出席。新橋演舞場での演出を初めて務めるマギーは、「とても緊張しています。ですが、台本を読む度に、この素晴らしいメンバーで立体化できるということが、どんどん楽しみになり、今は緊張よりもワクワクの方が大きいです」と意欲を見せる。

「真面目で、演劇が好きで、気の合う素晴らしいメンバーが集まりました」と話す渡辺は、「原作は少し過激なタイトルですが、私は『隣人愛』の作品でもあると思います。現代に欠けているものや足りないものが浮き彫りになるのでは」と本作を紹介。続くキムラは「また素晴らしい作品に携われて大変うれしいです。稽古が始まるのが待ち遠しいくらい、とてもワクワクしています」とシリーズ3度目の出演を喜んだ。

渡辺演じる秀子の舅役を演じる笹野は、「初めて(渡辺)えりさんに会ったのは30年以上前になりますが、まさか新橋演舞場で主演を務めるような役者になろうとは、夢にも思いませんでした。キムラ緑子さんとは同じ淡路島の出身で、淡路島からこんなにすごい女優が出たんだ、といろんな方々に自慢しています(笑)」と明かし、「現代を元気付られるような芝居にできたら」と意気込んだ。

鷲尾は、「皆様に心の底から楽しんでいただき、幸せな気持ちで劇場をあとにできるよう、精一杯演じたいと思います」と挨拶。前回から引き続き2度目の出演となる広岡は「緑子さんの姑を演じますが、大先輩たちの中で一番年上のような役回りで戸惑っています(笑)」と笑いを誘いつつ、「誰かとコミュニケーションを取ることは楽しいんだ、人と会話をすることは楽しいんだ、とお客様に伝わるといいなと思います」と真摯に語った。

「喜劇 有頂天団地」は、12月1日から22日まで東京・新橋演舞場、来年2019年1月12日から27日まで京都・京都四條南座にて。

「喜劇 有頂天団地」

2018年12月1日(土)~22日(土)
東京都 新橋演舞場

2019年1月12日(土)~27日(日)
京都府 京都四條南座

作:小幡欣治「隣人戦争」より
演出:マギー
出演:渡辺えり、キムラ緑子 / 西尾まり、久世星佳、明星真由美、片山陽加、一色采子、田中美央 / 鷲尾真知子、広岡由里子、笹野高史 ほか

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