映画『ビール・ストリートの恋人たち』の特報とポスタービジュアルが公開された。

2月22日公開の同作は、ジェームズ・ボールドウィンの小説『ビール・ストリートの恋人たち』を、『ムーンライト』で知られるバリー・ジェンキンス監督が映画化したもの。1970年代のアメリカ・ニューヨークのハーレムを舞台に、幼い頃から共に育ち、強い絆で結ばれた19歳のティッシュと22歳のファニーの愛と信念を描く。ティッシュ役にキキ・レイン、ファニー役にステファン・ジェームスがキャスティング。

ローリン・ヒルがボーカルを務めるThe Fugeesによるロバータ・フラックのカバー“Killing Me Softly”を使用した特報では、「心の準備は？」という字幕と共に、ファニーに続いてティッシュの姿が映し出されるシーンや、ティッシュがデパートで働く姿、地下鉄で2人がすれ違う様子、新たな命が誕生する場面などが確認できる。

ポスタービジュアルには「愛があなたをここに連れてきた」というキャッチコピーと共にティッシュとファニーの姿が写し出されている。なお同作は『第76回ゴールデングローブ賞』映画作品賞ドラマ部門、映画演技賞助演女優賞、脚本賞にノミネートされたほか、12月17日の時点で31の映画賞を受賞、108のノミネートを記録している。