ジブリの新作長編「アーヤと魔女」カンヌ国際映画祭に選出
20/6/4(木) 11:05
「アーヤと魔女」ロゴ
スタジオジブリの新作長編アニメ「アーヤと魔女」が、第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」に選出されたことがわかった。
新型コロナウイルスの影響でイベントの開催を中止したカンヌが新設した同部門。宮崎吾朗が監督を務めた「アーヤと魔女」は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、奇妙な家で意地悪な魔女と暮らすことになる物語だ。原作は映画「ハウルの動く城」の原作者としても知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの遺作となった児童文学。同書を気に入った宮崎駿が企画を担当した。発表資料によると映画は82分の長さとなる。
「アーヤと魔女」は「Official Selection 2020」に選ばれた4つのアニメーション作品のうちの1つ。ほかにもデンマークのジョナス・ポエール・ラスムッセンによる「Flee(原題)」、フランスのオーレルによる「Josep(原題)」、今夏公開されるディズニー&ピクサー最新作でピート・ドクターが監督した「ソウルフル・ワールド」が選出されている。セレクション作品は「the Cannes 2020」のラベル付きで、連携する各国の映画祭で上映される予定だ。なおジブリ作品の中では「レッドタートル ある島の物語」が2016年に同映画祭のある視点部門で特別賞に輝いている。
ジブリがNHK、NHKエンタープライズと共同制作した「アーヤと魔女」。国内では2020年冬にNHK総合で放送される。
(c)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli
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