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南沙良主演映画『もみの家』2020年公開決定 「たくさんの希望と優しさをお伝えできたら」

リアルサウンド

19/3/26(火) 6:00

 ブルーリボン賞新人賞など数々の新人賞を受賞した南沙良が主演を務める映画『もみの家』の製作及び公開が決定した。

参考:南沙良×蒔田彩珠『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』対談 「2人なら大丈夫だと思っていた」

 心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”に、16歳の本田彩花がやってくる。不登校になって半年、心配する母親に促され俯きながらやってきた彩花は、周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごす中で感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、少しずつ自らの気持ちと向き合あっていく

 主演の南は、第18回nicolaモデルオーディションのグランプリを受賞。雑誌『nicola』専属モデルとして活躍する一方で、女優として、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(湯浅弘章監督)でうまく自分の気持ちを言葉にすることができない志乃を演じ、第61回ブルーリボン賞新人賞を受賞したほか、第43回報知映画賞新人賞、第33回高崎映画祭最優秀新人女優賞(共にW主演の1人として)を受賞した。さらに今年は松坂桃李主演映画『居眠り磐音』(本木克英監督)にも出演。本作では、南の実年齢と同じ16歳の、心に悩みを抱え不登校になってしまう主人公・本田彩花を演じる。

 そして彩花のように不登校、問題を抱えた若者を受け入れ自立を支援する施設“もみの家”の経営者であり大黒柱の佐藤泰利を緒形直人が演じる。さらに、泰利の妻・恵役には田中美里が決定。佐藤夫婦は優しさと大きな愛で、彩花をはじめとした“もみの家”の寮生たちを見守り続ける。

 メガホンを取るのは、『真白の恋』でデビューを果たした坂本欣弘監督。前作からタッグを組む脚本の北川亜矢子と共に、再びオリジナル脚本の映像化に挑む。

 坂本監督の前作同様に今作もまた、監督の生まれ育った富山でのロケを敢行し、春夏秋冬それぞれの季節と人間模様を実際に1年間かけて撮影中。すでに大半を撮影し終え、今春にクランクアップ予定。公開は2020年春を予定している。

■コメント一覧
●南沙良
初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています。

●坂本欣弘監督
美しく広がる富山の散居村を舞台に、四季を感じながら映画「もみの家」を撮っています。
主人公彩花と「もみの家」のメンバーのみんなの一年という時間がこの映画の中にしっかりとした息遣いとして映し出されています。
そして彩花の繊細な感情を南さんが見事に演じてくれ、とても優しい温かい映画になると思います。撮影はまだ残っていますが、完成まで期待してお待ちください。

(リアルサウンド編集部)

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