Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

有村架純がTAMA映画賞最優秀女優賞に輝く、尾野真千子は「映画を愛してください」

ナタリー

有村架純

第13回TAMA映画賞の授賞式が本日11月21日に東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われ、最優秀女優賞を受賞した有村架純、尾野真千子が出席した。

「花束みたいな恋をした」「映画 太陽の子」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」などでの演技が高く評価された有村は「自分の好きなお芝居をこれからも続けられるよう、そしてその理由をしっかり考えながら邁進していきたいと思います」とコメント。また「花束みたいな恋をした」で演じた絹について「1人でも生きていける女性なのかなと思ったんです。彼女は自分の好きなものを大事にしている。それが周りに受け入れられない、社会に対する生きづらさを感じていると思うんです」と説明し、「でも麦と出会って2人で共有する幸せを感じてしまった。その様子を監督とともに表現していければいいなと思っていました」と思い返した。

また30代に向けてのビジョンに話題が及ぶと有村は「演じる役の幅を増やしたいですし、自分の身近にいる先輩方の背中を見続けているので、追い付けるようにがんばりたい。自分のできることはどういうことなのかを考えながら、作品、現場、出会う方々を愛して真心を持って誠実に向き合っていきたいです」と真摯に伝える。

「茜色に焼かれる」「明日の食卓」「ヤクザと家族 The Family」「心の傷を癒すということ《劇場版》」に出演した尾野も同賞を受賞。「茜色に焼かれる」の撮影を振り返りつつ「通常の半分くらいの人数で撮影をしたので、ひとつにならざるを得ない状況でした。今までいろんな人に頼っていたところをできる限り自分でやる。そういうものが積もりに積もって、心までみんなとひとつになりました」と述べる。そして「今後も女優をやっていきたい。それが私の夢です。これからも映画をたくさんの人に愛してもらえるようにがんばっていきます。皆さんもぜひ映画を愛してください」と呼びかけた。

映画ナタリーでは、同授賞式の様子を引き続きレポートする。

アプリで読む