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ベルリン金熊賞受賞「タッチ・ミー・ノット」公開、マイノリティの性を描く

ナタリー

20/4/17(金) 15:00

「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」ビジュアル

第68回ベルリン国際映画祭で最高賞にあたる金熊賞、最優秀新人作品賞を受賞した「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」が6月6日に公開決定。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、封切り日同日からWebサイト“仮設の映画館”でデジタル配信される。

ルーマニア出身のアディナ・ピンティリエの長編監督デビュー作となる本作は、障害者やトランスジェンダーなど、マイノリティと呼ばれる人たちの性にスポットを当てた作品。人に触れられることに拒否反応を起こす精神的な障害を抱えたローラは、ある日、病院で患者同士がカウンセリングする不思議な療養を目撃する。全身の毛がないトーマスなどさまざまな症状を抱える人たちが、互いの体に触れ合う姿を観察する中で、自分と同じような孤独感を持つトーマスに惹かれていくローラ。そして、トーマスに導かれるように秘密のナイトクラブへ入った彼女は、そこで欲望のままに癒やし合う群衆を目の当たりにする。

ローラを「お家に帰りたい」のローラ・ベンソン、トーマスを「ブレードランナー 2049」のトーマス・レマルキスが演じ、脊髄性筋萎縮症を抱えるクリスチャン・バイエルラインが共演に名を連ねた。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」は東京のシアター・イメージフォーラムでロードショー。そのほかの劇場でも順次公開される。なお本作を支援するクラウドファンディングがMotionGalleryで実施中だ。

※「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~」はR18+指定作品

(c)Touch Me Not - Adina Pintilie

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