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湯浅政明×Netflix『日本沈没2020』キービジュアル公開 アヌシー国際アニメーション映画祭出品も

リアルサウンド

20/4/16(木) 12:00

 Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』のキービジュアルが公開された。

参考:『映像研』はアニメーションで放送するに相応しい作品だった 夜明けの街に見た明るい未来

 『DEVILMAN crybaby』でNetflixとタッグを組んだ湯浅政明監督が、小松左京のベストセラー『日本沈没』を初アニメ化する本作。2020年、現代の日本を舞台に、これまでの『日本沈没』の映像作品では描かれることの少なかった“ごく普通の家族の物語”を通じて、“いま描かれるべき日本沈没”を描く。

 本作の主人公は、陸上部のエースでオリンピックを目指している武藤家の長女、14歳の歩。オンラインゲームに夢中で、エストニアに住む夢を持つクールな弟の剛、元水泳選手でどんな苦境でもポジティブな母・マリ、サバイバル能力がありいつでも頼れる存在の父・航一郎とともに、ごく普通の生活を送っていた。しかしある日、突然の大地震が日本を襲い日常が一変。家族4人で東京から決死の脱出を始めるが、“沈むはずのない”日本列島が徐々に軋み始め、容赦なく彼らの行く手を阻んでいく。

 公開されたキービジュアルは、ところどころ擦り切れた1枚の写真になっており、歩を中心に、武藤一家が笑顔で並んでいる。その背景には、まさに大震災直後を思わせる風景が見え隠れしているが、誰かの手によって掲げられている写真は、紺碧の海と青空、そして太陽に照らし出されている。

 また本作が、アヌシー国際アニメーション映画祭2020のTV部門に日本から唯一出品されることが決定した。本映画祭でノミネートされるのは今回が5度目(TV部門では2度目)となる湯浅監督は、2017年に『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー映画祭長編部門クリスタル賞(グランプリ)を受賞している。なお今年のアヌシー国際アニメーション映画祭は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を踏まえ開催中止がアナウンスされていたが、6月15日から30日に渡り、デジタル上で開催されることも決定している。(リアルサウンド編集部)

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