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あいみょん、“官能小説”が歌詞のヒントに? 『タモリ倶楽部』に垣間見た独特な感性の一端

リアルサウンド

19/4/9(火) 13:00

 あいみょんが4月5日深夜に放送された『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に、かまいたちとともにゲスト出演した。

(関連:あいみょんの躍進はここからまた始まったーー『AIMYON BUDOKAN -1995-』を振り返る

 官能小説の比喩表現からインスピレーションを受け、楽曲作りに役立てているというあいみょん。この日はそんな彼女に対し、「あいみょんの曲作りを勝手にサポート!? 出版社対抗(秘)官能小説プレゼン祭」と題し、官能小説を手がける敏腕編集者が楽曲制作に役立つ官能的な表現を紹介するという流れだった。

 今やテレビやメディアでも名前を聞かない日はないあいみょんだが、彼女の魅力を挙げる際には“感性”というワードが度々登場する。確かに、彼女が書く歌詞の世界や、TV番組などで発する言葉の端々には、単に率直なわけでも小難しいわけでもないのに、どこか詩的でイマジネーションを掻き立てる独特な面白さがある。

 今回の番組テーマを目にした時に、気になる相手と繋がりたい、好きな人を誰かから奪いたいといった欲望や女性の心理をより丁寧に描写している官能小説からあいみょんが着想を得るというのは「なるほど」と腑に落ちるものがあり、また、彼女の感性の一端を垣間見た気がした。

 17歳の時に初めて官能小説を購入したというあいみょん。神崎京介の『滴』を手に取りレジに行くも、「悪いことしているような気分になった」という背徳感と恥ずかしさから、「『BRUTUS』と一緒に……」と他の本に隠して購入したと明かす。また、あいみょんは官能小説の影響を受けてデビューシングルの収録曲「いいことしましょ」を書き上げたといい、特に〈半分閉じた目であの丘を越えたいの 一人じゃいけないわ、ほら ここに来て〉というフレーズを挙げ、その解説に思わず一同も納得の様子を見せていた。

 そして、各出版社の編集者たちがあいみょんの歌詞作りに役立つかもしれない表現を紹介し、あいみょんとタモリが「刺さった」「ゴメンなさい」の札で判定するというコーナーへ。かまいたち・山内健司が小説を朗読し、オススメのフレーズが繰り出されると、思わずあいみょんは「これすごい!」と拍手し、タモリも頷きながら「いい表現だね」と同意。かまいたちの二人は「(あいみょんが)この文章で何のこと言ってるのか読み取れているのがすごい!」と感心した。

 かまいたち・濱家隆一から「あいみょん、今日はどうでしたか?」と振られると「最初から最後まで勉強になりました」とコメント。さらに「今後の新曲には別の角度からも注目していきたいですね」と言われると「そうですね、私がMステで何を歌うのか……」と返し、タモリの「じゃあ俺これ(判定の札)Mステに持って行こう」という一言で笑いに包まれた。

 番組中にあいみょんが「普通に言ったら一行ぐらいで終わることをこのぐらいのボリューム感で表現するっていうのはすごいことですよね」と呟いていたが、その読解力と想像力があいみょんの独特な感性に繋がっているのだろうと感じさせられた。(神人未稀)

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