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上段は花、下段は燃える建物…和田雅成・剛力彩芽らの「2つの『ヒ』キゲキ」ビジュアル

ナタリー

舞台「2つの『ヒ』キゲキ」ビジュアル

舞台「2つの『ヒ』キゲキ」のメインビジュアルが解禁された。

舞台「2つの『ヒ』キゲキ」は、女優であり、演劇ユニット・プロペラ犬を主宰する水野美紀と、東京マハロの主宰を務める矢島弘一がタッグを組む作品。悲喜劇をテーマにした2幕構成となり、1幕「パンティーアナキズム」では矢島が、2幕「テクタイト」では水野が脚本・演出を手がける。

このたび解禁されたビジュアルの上段には、「パンティーアナキズム」のタイトルと共にキャストたちが花を手にしてこちらに視線を送る姿が収められている。またビジュアル下段には、燃え上がる建物と「テクタイト」のロゴを背景に、出演者が満面の笑顔を浮かべる様子が写し出された。

上演に向け、矢島は「この数ヶ月、この物語の主人公・中村桜子のことばかり考えています」と言い、「静かに激しい子であり、冷たくて熱い子。流されたいけど泳ぎたくなくて、歌いたいけどマイクは持たない。いつも目には見えない何かと戦っている。向こう側へ行くか、こっち側へ来るか。パンティを履くか、パンティを脱ぐか。これは喜劇か、さもなくば悲劇か」とコメント。水野は「悲劇と悲劇を重ねてエンタメスパイス放り込んで捏ねて焼き上げたら喜劇になってました。70分に詰め込みまくりました。歌に踊りに殺陣に悲劇、結果喜劇!」と語った。公演は10月7日から14日まで東京・新国立劇場 小劇場にて。

矢島弘一コメント

この子は何がしたいのか? この子はどこへ向かうのか?

この数ヶ月、この物語の主人公・中村桜子のことばかり考えています。

静かに激しい子であり、冷たくて熱い子。

流されたいけど泳ぎたくなくて、歌いたいけどマイクは持たない。

いつも目には見えない何かと戦っている。

向こう側へ行くか、こっち側へ来るか。

パンティを履くか、パンティを脱ぐか。

これは喜劇か、さもなくば悲劇か。

水野美紀コメント

悲劇と悲劇を重ねてエンタメスパイス放り込んで捏ねて焼き上げたら喜劇になってました。

70分に詰め込みまくりました。歌に踊りに殺陣に悲劇、結果喜劇!

劇場に集まった複数人の小田島に、カリスマ舞台俳優の隠されていた過去。

時が歪んだ劇場で、終演を待つ不気味な影。全員が交じり合い、カーテンコールに向けて再び時が進みはじめた時、皆の抱える心の叫びが溢れ出す。

舞台「2つの『ヒ』キゲキ」

2021年10月7日(木)~14日(木)
東京都 新国立劇場 小劇場

脚本・演出:水野美紀、矢島弘一
出演:水野美紀、和田雅成、剛力彩芽 / 富田翔、真凛、椎名鯛造、宮下貴浩 ほか

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