Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

佐藤健、上白石姉妹をコンプリート! 『恋つづ』上白石萌音と作る「ニヨニヨしちゃうような関係」

リアルサウンド

19/12/18(水) 6:00

 1月14日スタートの火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)は、上白石萌音が健気な新米看護師、佐藤健が超ドSドクターに扮して、思わず胸がうずくラブストーリーを繰り広げる。

 原作は、円城寺マキによる同名漫画。偶然の出会いから、ドクターの天堂浬に一目惚れをした七瀬。その恋心だけで看護師になり、晴れて同じ病院で勤務することになったのだが、命を救う医療現場の緊張感と、厳しい物言いの天堂に大ダメージ! それでも、まっすぐに天堂を想い続ける七瀬と、突き放す天堂。まるで“勇者”と“魔王”な2人に、周囲も応援せずにはいられない。

 今回、インタビューを行うと「応援してもらえるように頑張ります」と言ういじらしい上白石と、「ドSの“S”はストイックなS」と早速クールな素振りを見せる佐藤。演じるキャラクターにも近い関係性が、すでに出来上がりつつあるようだ。

【写真】佐藤健ドSっぷりが話題のポスタービジュアル

■「見ていて、ニヨニヨしちゃうような関係に」(佐藤)

――今回、それぞれが演じられる役について、どのような印象を持ちましたか?

上白石萌音(以下、上白石):ごくごく平凡な、みんなと同じように傷ついたり、喜んだりしながら頑張る、すごく普通の女の子だと思っています。ただ、飛び抜けて天堂先生への愛が強くて、それをエネルギーに走っているのが七瀬のいいところで。みなさんに共感してもらえるように、応援していただけるように頑張ろうと思いました。

佐藤健(以下、佐藤):「ドSドクター」とありますが、演じる側の僕の気持ちとしては、ただサディスティックな「S」じゃなくて、ストイックな「S」だと考えています。命に関わる仕事をしているわけですから、そのくらい厳しくならざるを得ない、といいますか。天堂にとって、意地悪をしたいわけじゃなくて、それが必要だからやっている、という気持ちで演じようかなと。仕事に一生懸命で、なおかつ能力も高いから、ちょっと周りがついていけないようなイメージですかね。ストイックで孤高な人だから、恋愛も基本的にはしない。ましてや職場でなんかありえない、と思っていたところに七瀬みたいな人と出会って、「もしかしたらコイツは、俺の新しい扉を開いてくれたるかもしれない」みたいに気になる存在になっていく。徐々にね。そういうふうになったとき、ツンツンしてたところが、たまに、ちょっとだけデレッと……。

上白石:あー、女子が好きなやつ(笑)!

佐藤:ふふふ。デレッというか、ちょっと優しくしたりする瞬間もあるので、その2人のいじらしさ、見ていてニヨニヨしちゃうような関係がいいなとと感じてもらえたらいいなと思っています。

上白石:ニヨニヨ!(笑)。

――台本を読んで、ニヨニヨされましたか?

上白石:そりゃ、こんな素敵な方がいたらね! って思いながら読みました(笑)。でも、やっぱり簡単にはいかない恋というか、七瀬は新米なので、傷つきながらもぶつかっていくしかないですよね。タックルのごとく(笑)。でも、傍から見たら「あの人たち楽しそうだな」みたいになったら素敵だなって思います。

佐藤:僕自身、そんなにはっちゃけるタイプではないので、七瀬みたいな自然とその場が盛り上がるような女性は好きですね。一緒にいてつい笑顔にさせられちゃうような女性のタックルなら大歓迎です(笑)。

■「これで上白石家をコンプリート。すごい縁だなって」(上白石)

――お互いの印象について聞かせてください。

上白石:お会いするまでいろんな作品で拝見していましたが、そのたびに違う顔をお持ちで“どんな方なんだろうな”と思っていました。そしたら、このドラマのお話が決まって、顔合わせをする前にRADWIMPSさんのライブで偶然、隣の席になって(笑)。

佐藤:そう。そこで「はじめまして」と挨拶させていただいて。それが初対面でしたね。

上白石:ものすごくニュートラルというか、省エネというか(笑)。フワッとホワッとした穏やかな方だなと思いました。この方が、これからドSになっていくのかって想像つかないなって。

佐藤:上白石さんは、とても育ちが良い方なんじゃないかと勝手にイメージしていましたね。実際どうなんでしょう? まだそんなに深い話ができているわけじゃないので。

上白石:厳しく育てられました(笑)。

佐藤:ああ、やっぱりそうなんですね。喋ってる感じとか、しっかりしているし品があると思ったんですよね。透明感のある印象というか。騙されていたらすごく嫌ですけど(笑)。

上白石:アハハハ。そんなに器用じゃないです。私より先に『義母むす』(『義母と娘のブルース』)で、妹(上白石萌歌)が健さんとご一緒させていただいていて。これで上白石家をコンプリートしていただいた形になって、すごいご縁だなと思います。

佐藤:そうだね。勝手なイメージですが、萌歌ちゃんのほうが活発で今どきのイメージで、萌音ちゃんのほうが古き良き女性って感じがしますね。

上白石:私も、昭和の役の方がしっくり来るんですよ(笑)。

佐藤:昭和を知らないはずなのに(笑)。

上白石:そうなんですよ。だから生まれてくるのがちょっと遅かったなって思うことがよくあるんです(笑)。七瀬も“ちょっと古い心を持った子”って台本には書いてあったので、そこは見抜かれてたのかなと思っていました。

佐藤:だから、この現場では、そんな古き良き女性である彼女の毒の部分をできるだけ見つけていきたいなと(笑)。先日、衣装合わせしたときスタッフの皆さんと焼肉に行かせてもらったんですけど、上白石さんが割と酒豪なことが判明して。

上白石:アハハハ。

佐藤:鹿児島出身という血筋なんでしょうけど。マネージャーさんから「萌音、我慢しなくていいんだよ」「全然セーブとかしなくていいんだよ」って言われていて、普段どんだけ飲むんだと思って(笑)。

上白石:いや、それは印象操作にハマってますよ!

佐藤:楽しみにしていますね、酔っぱらった萌音が見られるかどうか。

上白石:でも、寒い時期で大変な撮影にもなると思うので、みんなであったまって楽しく、美味しいものを食べながら乗り切れたらいいですね(笑)。

■「等身大の社会人1年目の役をやらせていただけるのが嬉しい」(上白石)

――早速ナイスコンビっぷりが見えてきました(笑)。実際に、看護師の衣装に袖を通してみていかがですか?

上白石:これ、とっても動きやすいんですよ! 生地も柔らかくて、これならいつ呼ばれても飛んでいけるなっていうくらい。冬の撮影ですが、これでガシガシ走り回ってやる想像はついています。七瀬も同じように新しいナース服に袖を通して、「これからやるぞっ!」という気持ちなので、そこの意気込みは一緒だなって思ってますね。健さんの白衣姿もとっても素敵です!

佐藤:どうも(笑)。僕も、TBSで『冬のサクラ』というドラマに出演したときに、研修医の役はやったことがありますが、医療ドラマをちゃんとやるのは今回が初めてなので、勉強しなきゃいけないことも多いので頑張ります。

――最後に、オンエアを楽しみにしている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

上白石:このドラマは恋愛模様もすごく素敵なんですけど、やっぱり医療現場が舞台なので、人の命や病気のこと、そこに向き合う人たちの気持ちはすごくリアルに、シビアに描かれていて、恋と仕事と2つの顔を持ったドラマだなと思いました。私は今年で22歳になって、同い年の子達は来年から社会人なんです。その年に等身大の社会人1年目の職場で頑張る女の子の役をやらせていただけるのがすごく嬉しいです。七瀬はみんなから「勇者」って呼ばれるくらい、果敢に立ち向かっていく子なので、私もその勇気をもらいながら前を向いて頑張っていきたいなと思います。そして、本当に素敵な役者さんばかりなので、たくさんみなさんから学びつつ、楽しくやれたらいいなと思ってます。ぜひ見てください!

佐藤:ナースとしても、恋を頑張る1人の女の子としての七瀬、そして七瀬と浬のことを視聴者のみなさんに応援してもらえるように、力を合わせて精一杯演じたいと思います。

(佐藤結衣)

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む