邦画で好きなのは、やっぱり黒澤明監督作品。『隠し砦の三悪人』と『七人の侍』が双璧ですね。で、『用心棒』、『椿三十郎』あたりが続く感じ。洋画のベストに挙げた『大脱走』と同じで、やっぱり重いものや苦いものも描いているけれども、どこかに希望があるというか。ただ黒澤映画ってものすごくエネルギーが強いので、観る側にも体力が必要なんですよね。この間「午前十時の映画祭」で『七人の侍』が久々に映画館で上映されていたので、観に行ったんです。そうしたらめちゃくちゃ面白くて！ でもその前に観た時はちょっと重く感じたので、やっぱりこっちの体調に左右されるところ大きいんですよね。

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