OKAMOTO’S オカモトショウのマンガビレッジ
『ザ・ファブル』が描く現代の“ハードボイルド” 映画版にも期待大!
隔週連載
第7回
19/2/25(月)
とにかく“ピュア”な主人公が魅力的
─── 今回紹介してもらうのは、岡田准一さん主演で映画化が決定した『ザ・ファブル』です。
ショウ 連載が始まったときから「これはおもしろい!」と思って読んでいました。話の筋としては、超優秀なプロの殺し屋の主人公(佐藤明)が、ボスに「おまえは殺し過ぎだから、一般人として1年くらい潜っていろ」と命じられて、大阪のとある町で暮らしはじめる。まず、その設定がものすごく斬新じゃないですか。“殺し屋の日常モノ”というか、伝説的な殺し屋が、全裸で部屋でくつろいで、お気に入りのお笑い芸人を見て笑ったり、アパートの屋上でサンマ焼いたりする(笑)。一般人なので、普通にバイトしたり、そこでバイトの女の子とくっつけられそうになったり。
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