「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のキックオフイベントが、本日6月27日に東京・スペースFS汐留で開催され、吹替キャストの東條加那子、立木文彦、日野聡、水樹奈々、ファン代表のこがけんが登壇した。

ジェームズ・ガンが監督・脚本を担当した本作では、死刑や終身刑となったDCコミックスのヴィラン（悪役）たちが、減刑と引き換えに命懸けのミッションに挑むさまが描かれる。マーゴット・ロビーがハーレイ・クイン、イドリス・エルバがスナイパーのブラッドスポートを演じ、ジョン・シナ、ジョエル・キナマン、ピーター・キャパルディ、ヴィオラ・デイヴィスも出演した。

吹替版にて、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」に引き続きハーレイ・クイン役を担当した東條。「ハーレイ・クインが今までと違う衣装で登場するのにも注目していただきたいですし、マーゴット・ロビーの持てる運動神経をフルに使ってのアクションは本当に見応え抜群です！」と映画の見どころを語った。

接近戦の達人・サバント役の立木は「冒頭から楽しみにしていてください」と不敵に笑い、槍を自在に使いこなすイケメン・ジャベリン役の日野は「あえてピチピチしたスーツで自分の肉体美をアピールするキャラです。天然っぽいところもあって面白いです」とキャラの魅力を語る。政府組織のメンバー、エミリア・ハーコート役の水樹は「この中で唯一、普通の人です！」と役どころを説明し「最近、強い女の役が多くて……ミサイルを素手でつかんだりとか（笑）。今回の役はあまりそういうことはなく、スクワッドへクールに指示を与えつつ、うまく操っている雰囲気がある」と話した。

イベント演出上の理由でまだ本編を見せてもらえていないというこがけんは、劇中キャラのキング・シャークの被りもので登場し、アメコミ映画モノマネを披露して笑いを起こす。ジェームズ・ガンがビデオメッセージで「スーパーな声優チームが勢ぞろいだと聞きました。日本の皆さん、“ゴクアク”なキャラの活躍をぜひお楽しみください！」とコメントを寄せると、こがけんは「特報を観てわかったのは、3ターンの会話でそれぞれのキャラクターがわかるっていうこと。ジェームズ・ガンはそういう部分がめちゃくちゃ上手だなと。ガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、ならず者チームだけどみんなで仲間として戦おうという話だった。でも『ザ・スーサイド・スクワッド』はそんなことなくて、みんな日雇いバイト1日目くらいの関係性なんです（笑）。監督がその違いをどう描いたのか楽しみ」と映画好きならではの目線で熱っぽく語り、司会から「観てないのによくそんなに語れますね!?」とツッコまれた。

本作の吹替版には、山寺宏一、悠木碧、宮野真守、大塚明夫、玄田哲章らも参加している。“推しキャラ”を聞かれた東條が、キング・シャークを挙げ「ワイルドで危険だと思われがちですけど……めっちゃかわいくなかったですか!?」と言うと、水樹も「癒やされちゃった！ しかも玄田さんが演じていらっしゃって、キュンキュンしました」と、立木も「自分はもともとサメ好きなので、演じたいと思うのはキング・シャーク。かわいいんですよ本当に……」とメロメロな様子で答える。日野は「個人的に面白そうだと思うのはポルカドットマン。吹替している宮野くんがアドリブとかも入れているんじゃないかと楽しみです」と注目キャラを明かす。また水樹は「ピースメイカーは、パンツ一丁のシーンもあったりして……明夫さん演じるピースメイカーと山寺さん演じるブラッドスポートの長いやり取りは“いい声祭り”！ 渋い声が響き渡って耳が幸せで、イケオジ好きとして至福なひとときでした」とうっとり回想し、こがけんも「僕もピースメイカーが気になっていて。正義感が強すぎてこの中に入っちゃっているキャラですが、WWEでヒーロー側もヒール側も経験したジョン・シナが演じるのにぴったり！」と興奮気味に述べた。

最後にこがけんは「完全にヒットを確信しております！ いち早く僕に試写を観せてください！」とファンとして切実に訴えかける。そして東條は「期待してくださっている方も本当に多いと思う。その期待、もっともっともっと膨らませても大丈夫です！ この映画は裏切りません！」と断言した。

「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は8月13日に全国で公開。

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