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なぜ死ぬために逃げたのか、日本兵捕虜脱走事件の背景追う「カウラは忘れない」予告

ナタリー

「カウラは忘れない」

ドキュメンタリー「カウラは忘れない」の公開日が8月7日に決定。あわせて予告編がYouTubeで解禁された。

1944年8月、オーストラリアの田舎町カウラにあった捕虜収容所で1000人を超える日本兵が集団で脱走を試みたカウラ事件に迫る本作。ほとんど自殺行為とも言える無謀な脱走の背景に何があったのか、生存者の証言を交えながら同事件を紐解いていく。「クワイ河に虹をかけた男」で知られる満田康弘が監督を務めた。

予告編では「捕虜を恥」とする旧日本軍の教義のため脱走せざるを得なかった社会背景や、「生きられれば生きたい」と願った当時の胸中が、生存者たちの口から語られている。また、「カウラの班長会議」という劇を手がけた作家・演出家の坂手洋二(燐光群)の姿も収められた。

「カウラは忘れない」は7月2日に岡山のシネマ・クレール、7月9日に香川・ソレイユで先行公開。その後、東京・ポレポレ東中野、東京都写真美術館ほか全国で順次公開される。

(c)瀬戸内海放送

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