Miliが2020年4月から全世界で配信されるNetflixオリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」のエンディングテーマを担当することが発表された。

「攻殻機動隊 SAC_2045」は士郎正宗によるマンガを原作としたアニメシリーズの最新作。「攻殻」史上初となるフル3DCGアニメーションとなり、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズを手がけた神山健治と、「APPLESEED」シリーズを手がけた荒牧伸志がダブル監督を務め、Production I.GとSOLA DIGITAL ARTSが共同で制作を担う。

エンディングテーマのタイトルは「sustain++;」。世界中で話題になっている環境の“sustainability（持続可能性）”と作品の設定をもとに、「では持続可能な人間関係はどういう形なのか？」という疑問から考え出された歌詞となっている。この発表に合わせてMiliのYouTube公式チャンネルでは「攻殻機動隊SAC_2045」のエンディングテーマサイズとなる「sustain++;（ending ver.）」が公開された。MVはアニメのキャラクターデザインを担当するイリヤ・クブシノブが描いた草薙素子のイラストの上にプログラミング言語・Javaが流れているという内容。メンバーのCassie Wei自らが組み上げたJavaで歌詞が表現されている。

Cassie コメント

今まで音楽が高く評価されている名作「攻殻機動隊」新作シリーズのエンディングを担当させて頂けることになってとても誇らしく思います！ ネタバレしないようストーリーには触れません（笑）。Sustainability（持続可能性）という単語は最近では環境に対しても使う言葉なんですが、個人的には恋愛などの人間関係にも該当すると思います。
相手が木でも人でも機械でも、関係を作るにはコミュニケーションが必要。自分の主張はちゃんと伝える。
相手の主張はちゃんと聞く。
…って思っていたけど、「じゃあコミュニケーションをとろうぜ」と強制するのはコミュニケーションとして成り立たないよね。これって何？コミュニケーションのパラドックス？って深く考えました。
最終的に、持続可能な人間関係にはルールがないという結論に辿り着きました。とてもanticlimacticです（笑）。
この一連の想いを歌詞に書き、一番好きなjavaで表現して曲にしました。
ショートバージョンに含まれたメッセージだけだと曖昧ですが、今後フルバージョンを聴いて頂けたら全貌が見えるようになります。なので、フルバージョンも楽しみにしてくださいね。