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東野圭吾原作の推理小説「マスカレード」シリーズ（集英社刊）を実写映画化する第2弾『マスカレード・ナイト』の完成披露試写会が9月7日、都内で行われ、主演を務める木村拓哉、共演する長澤まさみが出席した。
2019年に公開され、興行収入46.4億円の大ヒットを記録した第1弾『マスカレード・ホテル』から2年。破天荒な刑事・新田浩介（木村）と真面目過ぎるコンシェルジュ・山岸尚美（長澤）の“水と油”バディが、再び「ホテル・コルテシア東京」で発生する難事件に挑む。500人の仮装客が集う大晦日のカウントダウン・パーティーに現れた殺人犯の正体とは？
木村は「こういう状況で、皆さんとお会いする機会が減っているなか、こうしてお会いできてうれしいです。無事に撮り切りましたので、ぜひこの作品を受け取ってください」と会場に集まった約800人のファンに挨拶。長澤とは前作以来の“再タッグ”で「やっぱ、最高っすよ」とバディとして全幅の信頼を寄せた。
当の長澤は「私もです！」と声を弾ませ、「恐縮です。木村さんは座長としての信頼感と安心感が200％ありますから」と木村を絶賛。「現場に誰が来ても受け止めてくれる、器の大きな方ですし、お芝居に集中できる環境を作ってくださる。ありがたいし、刺激になるので、楽しくお芝居ができた」と感謝の言葉を惜しまなかった。
今年1月から始まったコロナ禍での撮影を振り返り、木村は「誰かひとりでも感染してしまったら、撮影すべてが止まってしまう。状況は辛かったんですが、僕らをケアし、衛生面を考慮してくださったスタッフさん。長時間に及ぶ撮影でも、細かく気を配ってくれた大勢のエキストラの方々……。皆さんの日頃の努力のたまものだと思う」と感謝の意。
長澤は「今回もホテル・コルテシア東京で事件が起こってしまい、山岸尚美としては、たまったものじゃありませんが（笑）、新田浩介さんが来てくれて、どう事件を解決するのか楽しんでいただければ」とアピール。完成披露試写会には木村と長澤をはじめ、共演する中村アン、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、石橋凌、渡部篤郎、鈴木雅之監督が出席した。
取材・文・写真＝内田涼
『マスカレード・ナイト』
9月17日(金)全国東宝系にて公開
