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EXILE/FANTASTICS 佐藤大樹が親友と同じ人を好きになったら? 「LDHは仲間を大事に」

リアルサウンド

19/4/5(金) 17:26

 EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹と福原遥が主演を務める映画『4月の君、スピカ。』の初日舞台挨拶が4月5日、新宿ピカデリーで行なわれ、主演の2人に加えて、鈴木仁、井桁弘恵、そして大谷健太郎監督が登壇した。

参考:コメディ映画であり青春映画であり音楽映画? 『DTC -湯けむり純情篇-』に寄り添う多彩な楽曲

 公開初日を迎え、キャストの4人は「やっとこの日を迎えられた」としみじみ。昨年10月に長野県千曲市にて3週間泊まり込みで撮影したといい、佐藤は「合宿みたいな感じ。みんな年齢も近いので、ものすごく仲良くなって、ご飯行ったりもした」と振り返った。福原と井桁はこの日のために、お揃いの「星型イヤリング」を買いに行ったとのことだ。

 本作は、高校の天文部を舞台に繰り広げられる三角関係を描いた青春ラブストーリー。小学館『Sho-Comi』で連載された杉山美和子による人気少女コミックの実写化映画だ。

 実際に親友と同じ人を好きになってしまったら? との問いに、佐藤は「僕は譲りますね」と即答。「友情を大切にしたいタイプです。好感度あげようとかじゃなくて」と笑い、「たとえその子が僕のことを好きでも譲る。LDHは男を大事にしている……仲間ですよ!」と語った。

 福原は「ちゃんと親友とお話します。私も好きなんだって伝えて、お互い正々堂々と」、井桁は「好きになった方の意思を尊重します。気持ち次第じゃないですか。それが親友だったら仕方ない」と答え、観客からは共感の声があがった。

 一方、鈴木は「ライバルがいたとしても関係なし」と宣言し、拍手が巻き起こる一幕も。「恋愛って個人間の問題だと思っているので、他の男性がいても関係ない。それが親友だったとしても、関係が崩れたらそれくらいの仲だったんだなって」と堂々と回答。そんな鈴木の発言に佐藤は「こう答えればよかったんだ……」と漏らした。

 その後、ポスター写真にも使用されている「つまクル」(髪の毛を摘んでくるっとしているポーズ)講座が開かれ、女性チーム・男性チームに分かれて対決することに。先攻は女性チーム。2人とも照れたような笑顔を浮かべながら「ふふっ……弘恵ちゃん……好きだよ」と言いながら「つまクル」をしてみせた。

 そして後攻の男性チームは、佐藤が「ひとつだけ聞いていい? 鈴木仁が初めて好きなったのって……俺だよね?」と問いかけ、鈴木が頷いたのに対して、「ならよかった。僕は鈴木仁の一番星になれたから……つまクル」と、寸劇を交えて「つまクル」を披露し、観客の笑いを誘った。

 最後に佐藤は「大切な人を思ったり、恋がしたくなる素敵な映画。1度といわず、2度3度、大切な人と見ていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、福原も「女子高生ならではの心の揺れ、繊細な思いを細かく映し出している作品。これを見て、大切な人に思いを伝えなきゃ、恋がしたいって思っていただける作品になっていればいいなと思います」とアピールした。

(取材・文=田附敦子)

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