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第42回ぴあフィルムフェスティバル特集

42回目の「ぴあフィルムフェスティバル」注目ポイント&チケット入手方法を一挙掲載!

全3回

第1回

20/8/17(月)

世界最大級の自主映画コンペティション“PFFアワード”を擁する映画祭「ぴあフィルムフェスティバル」が今年も開幕する!

2020年も全国から集まった480本の自主映画から審査員が厳選した17作品を上映。さらに孤高にして唯一無二の映像作家ロイ・アンダーソンの大規模な特集上映や、PFFアワード出身者が手がけるスカラシップ作品の世界初上映など、映画好きにはたまらない、未来の映画が見えるプログラムが揃った。

本年度は会場の定員を約3分の1にして観客の距離がとれる状態で開催されるため、当日券の販売はなく前売券のみ。早めにチケットを確保し、9月12日(土)の開幕を迎えたいところだ。

今年は前売券のみ! チケット発売中

第42回ぴあフィルムフェスティバル
9月12日(土)~26日(土)[月曜休館]
会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)
チケット購入は こちら
0570-02-9999 (Pコード:551-184)
 ※各回とも上映前日の23時59分まで発売
 ※発券手数料、システム手数料は、一切掛かりません。
 ※チケットの払い戻し、交換、再発行はいたしません。
 ※チケットは会場では発券できません。必ず発券して会場までお越しください。

オープニング作品は、PFFアワード受賞者・石井裕也監督の最新作!

『生きちゃった』

今年の映画祭のオープニングを飾るのは、2007年のPFFアワードでグランプリに輝いた石井裕也監督の最新作『生きちゃった』。

石井監督はグランプリ受賞後、PFFスカラシップ作品『川の底からこんにちは』でさらに注目を集め、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』など話題作を次々に発表。その動向が注視されている監督のひとりだ。

『生きちゃった』は、そんな石井監督が脚本とプロデューサーも手がけた意欲作で、幼なじみの男女3人の行方を観客の想像もしない展開によって描き出していく。仲野太賀、大島優子、若葉竜也がキャストを務め、石井監督独自の視点と緊迫感ある演出で“生きることの意味”を問いかける。

上映回には石井監督をはじめ、仲野太賀、若葉竜也らキャスト陣も登壇予定。石井監督がキャリアを躍進させたPFFの会場で何を語るのか期待したい。

「PFFアワード2020』入選作品

そして映画祭のコンペティション部門「PFFアワード2020』には、17本の作品が入選。各作品とも会場で2回上映され、監督を迎えて観客との対話も行う。

世界には様々な映画祭があり、自主映画、インディペンデント映画のコンペティション部門は数多く存在するが、PFFアワードの規模はその中でも最大級。毎年、数多くの作品がエントリーされ、1作品につき3人のセレクションメンバーが作品を止めることなく鑑賞して一次審査を実施。その後の二次審査では審査員全員で合議を行う徹底ぶりで、応募する側もセレクションする側も長い時間と熱意を注いで入選作品が決定する。

映画祭では17作品の上映の後、最終審査員らによってグランプリなど各賞が決定。黒沢清、塚本晋也、園子温、佐藤信介ら多くの監督たちが本アワードで入選を果たしており、今年の17本の中に“明日の映画界を支える才能”がいると考えてよさそうだ。

■オープニング:石井裕也監督『生きちゃった』

『生きちゃった』2020年/日本/カラー/91分
 ※終映後に、石井監督、出演の仲野太賀、若葉竜也ほかキャストによるトークを予定

■「PFFアワード2020」入選作品

『アスタースクールデイズ』38分 監督:稲田百音(18歳/東京都出身/成蹊高等学校)
『霞姫霊異記』57分 監督:高階匠(31歳/東京都出身/映像制作会社勤務)
『こちら放送室よりトム少佐へ』10分 監督:千阪拓也(22歳/兵庫県出身/日本大学 藝術学部)
『頭痛が痛い』131分 監督:守田悠人(22歳/愛知県出身/酒屋アルバイト)
『タヌキ計画』41分 監督:チェ・ユシン(24歳/台湾出身/東放学園映画専門学校)
『追憶と槌』8分 監督:金井啓太(25歳/東京都出身/東京藝術大学 映像研究科メディア映像専攻)
『遠上恵未(24)』26分 監督:遠上恵未(26歳/東京都出身/ENBUゼミナール 映画監督コース)
『パンク』44分 監督:鈴木順也(31歳/神奈川県出身/横浜シネマ・ジャック&ベティ勤務)
『Fear of missing out』36分 監督:河内彰(32歳/兵庫県出身/会社員)
『フィン』36分 監督:小池茅(26歳/東京都出身/会社員)
『冬のほつれまで』67分 監督:多持大輔(24歳/茨城県出身/武蔵野美術大学大学院 造形研究科)
『へんしんっ!』93分 監督:石田智哉(22歳/東京都出身/立教大学 現代心理学部)
『MOTHERS』63分 監督:関麻衣子(22歳/東京都出身/日本映画大学)
『未亡人』54分 監督:野村陽介(23歳/埼玉県出身/東京藝術大学 美術学部)
『もとめたせい』30分 監督:矢部凜(22歳/滋賀県出身/京都造形芸術大学 芸術学部映画学科)
『屋根裏の巳已己』102分 監督:寺西涼(24歳/神奈川県出身/清掃員アルバイト)
『LUGINSKY』63分 監督:haiena(42歳/東京都出身/フリーランス)
 ※作品名50音順。上映時間、年齢、職業(学校名)は応募時のもの

世界三大映画祭を制した映画作家ロイ・アンダーソンのキャリアを総括する特集が開催

PFFでは毎年、過去の名作や巨匠監督の作品をまとめて上映。映画ファンだけでなく、映画をつくっている若い監督たちに新しい発見や学びの場を設けている。

今年はスウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン監督の大規模な特集上映を開催! 孤高の映像作家ロイ・アンダーソン監督は、長編デビュー作『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』でベルリン映画祭4冠に輝き、『散歩する惑星』ではカンヌ映画祭審査員賞を受賞。そして最新作『ホモ・サピエンスの涙』ではベネチア映画祭では銀獅子賞に選ばれた。

今回の特集では彼のキャリアを網羅するべく全長編作品と、貴重な学生時代を含む初期短編5本を日英字幕で上映。さらにはCM作品や監督メッセージの紹介も準備中だという。

圧倒的な映像美、観客の予想を心地よく裏切る展開、静謐な空間にうごめく人々を描く違和感と緊迫感、思わず頰がゆるむユーモア……誰にも似ていない、誰にも真似できないロイ・アンダーソンの世界が今秋、スクリーンに復活する!

■ロイ・アンダーソン監督特集 ~素敵なにんげんたち~

『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』
1970年ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞ほか4冠 *35mmフィルム上映
『ギリアップ』 
港町のホテルを舞台に描く、哀愁漂うクライムムービー *日本初上映
『散歩する惑星』
構想20年、撮影4年をかけて撮り上げた傑作*35mmフィルム上映
『愛おしき隣人』
架空の街を舞台としたユーモラスな人類観察映画 *35mmフィルム上映
『さよなら、人類』
時空間も現実も超えた、真面目でおかしな人々の人生と死の物語
『ホモ・サピエンスの涙』
全33シーンすべてをワンシーンワンカットで撮影! *特別上映
「短編プログラム」
貴重な学生時代を含む初期短編5本を日英字幕で上映 *日本初上映

監督・ゲスト登壇の特別プログラムやPFFスカラシップ作品の世界初披露も!

ほかにも、WOWOWの連続ドラマW『夢を与える』『悪党~加害者追跡調査~』を一挙上映。昨年から始まった企画“ブラック&ブラック~映画と音楽~”では1974年にザイールで行われた音楽祭の模様をおさめた傑作ドキュメンタリー『ソウル・パワー』が上映され、会場を熱狂させる! いずれの上映回もゲストの登壇を予定している。

そして、PFFの入選監督がオリジナル企画をたて、PFFが完成までトータルでプロデュースして映画を完成させるプロジェクト“PFFスカラシップ”から生まれた『猫と塩、または砂糖』が上映される。監督を務めたのは、2016年のPFFアワードでグランプリに選ばれた小松孝監督。グランプリ作『食卓』に続き、本作でも家族のドラマを描くという。当日は小松監督やキャストが登壇。世界初披露の貴重な上映になりそうだ。

■WOWOW連続ドラマWをスクリーンで

『夢を与える』2015年/日本/カラー/約50分×4話
 ※上映後、犬童一心監督によるトークを予定
『悪党~加害者追跡調査~』2019年/日本/カラー/約50分×6話
 ※上映後、瀬々敬久監督によるトークを予定

■ブラック&ブラック~映画と音楽~

『ソウル・パワー』2008年/アメリカ/カラー/93分
 ※35mmフィルム上映
 ※上映前にナビゲーターのピーター・バラカン氏よるトークを予定

■第25回PFFスカラシップ作品 完成披露

『猫と塩、または砂糖』2020 年/日本/カラー/120 分予定
 ※上映前に、小松孝監督、出演の田村健太郎、宮崎美子、吉田凜音、諏訪太朗による舞台挨拶を予定

あなたの手で“未来の監督”が誕生!? 「映画ファン賞(ぴあニスト賞)」の一般審査員を募集中

昨年の授賞式の模様

映画ファン賞(ぴあニスト賞)は、一般の映画ファンから募集した審査員が選ぶ、観客目線の賞。最終審査員から選ばれる3賞5作品(グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞3作品)と同様に、本賞に選ばれた監督にも長編映画製作援助システム「PFFスカラシップ」への挑戦権が与えられるため、一般映画ファンの手によって未来の映画監督が誕生するかもしれないという非常にレアかつ貴重な機会となる。

応募詳細は こちら
※応募期間:8月24日(月) 23:59まで

第42回ぴあフィルムフェスティバル
9月12日(土)~26日(土)[月曜休館]
会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)
チケット購入は こちら
0570-02-9999 (Pコード:551-184)

※各回とも上映前日の23時59分まで発売
※発券手数料、システム手数料は、一切掛かりません。
※チケットの払い戻し、交換、再発行はいたしません。
※チケットは会場では発券できません。必ず発券して会場までお越しください。

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