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PARCO劇場オープニング・シリーズ『ピサロ』

20/3/7(土)

35年前に山崎努さん主演で上演されたPARCO劇場の伝説的な舞台が、渡辺謙さんの主演で再構築されます。新生PARCO劇場のオープニング・シリーズ、こけら落としにふさわしい本作は、『エクウス』のピーター・シェーファーによる傑作戯曲。成り上がりのスペイン将軍ピサロ率いる少数軍隊が、巨大帝国インカの王アタワルパを生け捕りにしたエピソードを主軸に展開する物語です。昨年の舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』を手がけたウィル・タケットの演出のもとに、総勢約30名の実力伯仲のキャストがズラリ。あの穏やかな赤い劇場(勝手なイメージ)の中で、どれほど激しい戦闘が繰り広げられるんでしょうか。注目は、謙さん扮するピサロと対決するアタワルパ、35年前の舞台で謙さんが演じたこの大役に抜擢された宮沢氷魚さん。スレンダーな体躯、色白で透明感あふれる雰囲気をまとった彼が、いかに“太陽の子”と称される力強い存在として立つのか、期待が募りますね。色白つながり?でもう一人、ピサロの小姓を演じる大鶴佐助さんも注視したい。壮大なドラマが伝える究極の愛を、ぜひ渋谷で味わって。

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