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山崎賢人が坂口拓×下村勇二のアクション映画「狂武蔵」に出演、400人率いる侍に

ナタリー

20/6/12(金) 6:00

「狂武蔵」ポスタービジュアル

坂口拓主演作「狂武蔵」に山崎賢人が出演していることがわかった。

本作は91分のうち、77分がワンシーンワンカットで構成された侍アクション。坂口演じる宮本武蔵と、彼に道場破りをされた吉岡一門ら400人が死闘を繰り広げるさまが描かれる。「GANTZ」シリーズや「BLEACH」などのアクション監督を務めた下村勇二が監督を担当し、園子温が原案協力として名を連ねた。なおワンカットのシーンは2011年に撮影され、ほぼ日の目を見ることがなかったもの。2018年には本作製作のためのクラウドファンディングが行われていた。

山崎は親友・吉岡清十郎を武蔵に討たれ、その仇討ちに燃える武士・忠助(ちゅうすけ)を演じる。吉岡一門100人に加え、金で雇った他流派300人を率いる役どころだ。劇中では彼が幼い吉岡一門の嫡男・又七郎(またしちろう)を守り抜き、武蔵を討とうとするさまが映し出される。山崎は今回映画で初めて侍を演じた。

坂口、下村も参加した「キングダム」に出演した山崎。「『キングダム』撮影中に大切なことを身をもって教えてくれた大好きな拓さんと下村さんの映画を復活させたい、お二人の魂がこもった現場に立ち会いたいという気持ちで参加させていただきました」とコメントしている。

斎藤洋介、樋浦勉も出演する「狂武蔵」は8月21日より全国ロードショー。

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

山崎賢人 コメント

初めての時代劇に際して意識したこと

時代背景や忠助のバックボーンを下村さん(監督)と相談して刀の抜刀から構えは稲川先生につけていただきました。
「侍」という運命を背負い、正しくあろうとする一方で吉岡一門という組織の中でのしがらみにあらがえずにいた忠助が憎き相手であるべき武蔵に対して羨望を覚える忠助の葛藤を意識しました。

本作に参加したきっかけ

「キングダム」撮影中に大切なことを身をもって教えてくれた大好きな拓さんと下村さんの映画を復活させたい、
お二人の魂がこもった現場に立ち会いたいという気持ちで参加させていただきました。

本作の感想

本作の77分間に及ぶ戦いのなかで、さらに高みに上っていく姿が記録されています。
「なぜここまで戦うのだろう」と思わずにはいられませんが、一度やると決めたことはやり遂げる、
拓さんの曲げられない信念を感じ、そんな拓さんの姿に本当の「侍」を見た気がします。

下村勇二 コメント

賢人くんだからこそ、この作品の本当の意味を理解し、熱い想いに賛同してくれた。
戦友として大変感謝しています。少年の様な瞳の奥には、実は火傷するほど熱く漢気あふれる山崎賢人がいる。

坂口拓 コメント

自分にとって一番思い出深いこの「狂武蔵」に、山崎賢人が出てくれた事、本当に感謝している!

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