Aを選んだアナタは
サイコパス度20%
人に対して怒ったり、泣いたりするのが苦手なアナタ。楽しい人であろうとする性格な分、実は自分のことを冷静に分析出来る脳内の大人度が高い人。隠れ冷静沈着なアナタが変貌することはそうないのでキレる前に自分で火を消すことでしょう。
そんなアナタにオススメなのは頭を使って事件を解明するサスペンス『search/サーチ』。
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心理テストで今のあなたがまる分かり! 映画パーソナリティ伊藤さとり
毎月連載
第2回
この心理テストで分かること。
それはズバリ!アナタの中のサイコパス度です!!
真っ暗なトンネルの中で出会う“誰か”。それは、アナタの中に潜む、もうひとりの自分。どんな狂気が潜んでいるのか? 怖いですねぇ。
さっそく診断!
Aを選んだアナタは
サイコパス度20%
人に対して怒ったり、泣いたりするのが苦手なアナタ。楽しい人であろうとする性格な分、実は自分のことを冷静に分析出来る脳内の大人度が高い人。隠れ冷静沈着なアナタが変貌することはそうないのでキレる前に自分で火を消すことでしょう。
そんなアナタにオススメなのは頭を使って事件を解明するサスペンス『search/サーチ』。
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Bを選んだアナタは
サイコパス度100%
良い人でいなきゃ、と思っているアナタ。邪悪なものがキライでハッピーでありたいと思うからこそ、キレると怖い! 天使と悪魔は表裏一体というように、許せないことが起こると自分でも何をしでかすか分からないので怒らせてはいけない人!
そんなアナタにオススメなのは思いが狂気になるサスペンスホラー『テルマ』。
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Cを選んだアナタは
サイコパス度60%
ちょいちょい意地悪な心が生まれるアナタ。ムカつくと小さい意地悪をして、気持ちをリセットするタイプなので、その意地悪が度を超えないよう自分でもセーブしているはず。今月のオススメ心理映画『かごの中の瞳』の妻はこのタイプ。自分に害の無い範囲がモットー。
そんなアナタにオススメなのは心優しくなる映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』
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Dを選んだアナタは
サイコパス度40%
善悪に対して敏感であり、白黒ハッキリさせたいアナタ。曲がったことがキライなので、「それは悪だ」と判断したものに対しての攻撃力は超人並み。自分でも気づかないうちにパワーを出していることもあるので要注意。敵にしたら怖い相手。
そんなアナタにオススメなのは自分探しのファンタジー『バーバラと心の巨人』。
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Eを選んだアナタは
サイコパス度80%
自分の中に潜む悪に蓋をしているアナタ。普段は穏やかなのに、自分が危険にさらされると驚異のパワーを発揮する人。今月のオススメ心理映画『かごの中の瞳』の夫はこのタイプ。相手の様子を伺ってバレないようにサイコなことをやらかす知能犯。実は二重人格?
そんなアナタにオススメなのはミステリー恋愛映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』。
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『かごの中の瞳』で見る
男と女の“感情のズレ”
男女によって解釈が違う映画って、時々、あるけれど、これも間違いなくそのひとつ。それこそ、男女の脳のしくみから“ズレ”は起こるもの。
この映画は、失明していた美しい妻が手術をし、視力を取り戻したことにより、今までの夫婦の関係に亀裂が生じることから発展していくふたりの裏切り!
妻ジーナが悪い、夫ジェームズが悪い、いろんな意見が飛び交う中、なぜ、“目が見えるようになって不仲になったのか”を心理学的に紐解いてみたいと思います。
まず、心理学では、一般的に男性は視覚思考、女性は言語思考と言われています。映画の夫は、美しい女性を自分の妻に迎えることができましたが、目が見えず、自分がいなければ彼女は何も出来ないという、自分の存在価値で成り立っていた夫婦関係だったわけです。
その妻の目が見えるようになってまず不安を抱いたのは、間違いなく夫から。視覚的に考えても誰が見ても美しい妻なら男は放っておかないし、目が見えるようになった時点で、ビジュアル的にも自信があるわけではない夫は、自分の存在価値が無くなることが恐ろしかったはず。
では妻はどうか? 目が見えない時でも、彼女は言葉や感触に敏感で、友人の言葉や人の言動をしっかり覚えていたわけです。
視覚を取り戻したことで夫への愛が冷めたわけでは無く、見える世界を謳歌している妻。その姿に不安を抱く夫の言動や行動に、“ズレ”を感じ始め、やがてふたりは驚きの展開を迎えます!
そう考えると“どっちが悪い”というより、そもそも妻の目が見えていたらふたりは結婚していたのか?ということに。“ジーナは高嶺の花”と見なしてジェームズはずっと片想いだったのかもしれませんな。
伊藤さとり(いとう・さとり)
邦画&洋画の記者会見や舞台挨拶を週5回は担当する映画MCであり、年間500本以上は映画を見る映画コメンテーター。TSUTAYA店内放送「WAVE-C3」で新作DVD紹介のDJ、ケーブルテレビ無料放送チャンネル×ぴあ映画生活×Youtube:動画番組(俳優と対談)「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、雑誌「シネマスクエア」コラムや、デイリースポーツでスターの魅力コラム連載、スターチャンネルで映画紹介他、TV、ラジオ、雑誌、WEBなどで映画紹介のレギュラーを持つ。心理カウンセリングも学んだことから映画で恋愛心理分析や心理テストも作成。