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佐々木美玲、渡邉美穂、影山優佳……日向坂46、ドラマや舞台で光る演技力 『ひなあい』企画では新たな名女優誕生も?

リアルサウンド

20/11/19(木) 6:00

 11月15日深夜放送の『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/以下『ひなあい』)では、「大女優へのあゆみ!今こそ演技力を磨きましょう」と題し、日向坂46メンバーの演技力をチェックする企画がオンエアされた。小坂菜緒や佐々木美玲のように演技の分野で活躍するメンバーも増え、今演技力が求められている彼女たち。そこで今回改めてメンバーの演技力に焦点を当ててみたい。

 舞台、ドラマ、映画などで演技を披露している日向坂メンバーだが、中でも演技派として知られるのが渡邉美穂だ。元々『Re:Mind』で二期生の中からオーディションで唯一選ばれ、物語の中心となるストイックなキャラを熱演。『DASADA』での篠原沙織役では、クールな性格ながらも服に対しては情熱的なキャラクター性を自分に落とし込んでいた。

 もう1人の演技派といえば佐々木美玲だ。今夏に放送されたドラマ『女子グルメバーガー部』(テレビ東京)ではメインキャストに抜擢され、パフォーマンス面だけでなく、演技の分野でも表現力に定評がある。10月に行われた『日向坂46×DASADA Fall&Winter Collection』での朗読劇では、最後に渡邉と思いをぶつけ合うシーンで、途中から台本を捨てて涙を流すという迫真の演技をみせた。センターのポジションや演技に関して自信がなさそうな様子を見せることが多い彼女だが、スイッチが入った時のカリスマ性はグループの中でも特異な才能だ。

 『DASADA』の中心人物を演じ、今後さらなる飛躍を期待したいのが小坂菜緒。昨年は映画『恐怖人形』の主演を務め、来年公開の映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』では主要キャストに名を連ねるなど、ソロでの役者としての経験を着々と重ねている。普段はぶりっ子を無茶ぶりされると恥ずかしながら演じるようなシャイな性格だが、役者になると別人格のように役になりきる憑依型。本人も性格が真逆だという『DASADA』の佐田ゆりあ役では、「私って可愛いじゃないですか」と自画自賛する天然キャラを極自然に演じた。キャラを築くというより、自分の引き出しから新しいキャラを見つけてくるような意外性があるのが面白い。役者として毎回どんな演技が飛び出すのか楽しみだ。

 そんなメンバーが揃う中、『ひなあい』11月15日放送回では丹生明里と影山優佳が特段目立っていた。「なりきり半沢直樹!」と題したコーナーでは、ドラマを見ていた2人がドラマ『半沢直樹』の名シーンを演じた。男装した丹生が険しい表情で「おーねーがーいーしーまーす」と堺雅人さながらの熱い叫びを見せ、続く影山は「倍……いや」とちょっとニヤけ、「3人まとめて……1000倍返しだ!」としかめっ面をみせながら怒号を飛ばす。役になりきりスタジオをおおいに盛り上げてくれた二人。今後も彼女たちのコントが見たくなった。

 影山は休業前から女優志望を公言していることもあり表現力が高いメンバーだ。けやき坂46時代のドラマ『Re:Mind』では鬼気迫る演技を、前日談を描いたスピオンオフ『Re:Wind』ではミステリアスな表情を見せるなど、ドラマの中で様々な顔を覗かせているのが印象的だ。今後は役者としての活躍の場がさらに増えていくことだろう。

 他にも重い彼女役を熱演した加藤史帆、ツンデレ演技で“国民的彼女”ぶりをアピールした齊藤京子など、それぞれコントをやりきっていた。しかし、同放送では、舞台『マギアレコード 魔法少女まどか マギカ外伝』で涙の名演技を見せていた潮紗理菜、演技未経験の三期生など期待のメンバーがまだ登場していない。そして、次回予告では富田鈴花がメンバーの演技で涙を流す場面も。名女優誕生を予感させる次回放送の続編に期待がかかる。

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