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小坂菜緒、丹生明里、高瀬愛奈、上村ひなの、佐々木久美……日向坂46、デビューから大きな飛躍を遂げたメンバーに注目

リアルサウンド

20/3/26(木) 6:00

 3月27日にシングルデビュー1周年を迎える日向坂46。デビューから現在にいたるまでにメンバーそれぞれが大きな成長を遂げ、グループとしても飛躍を見せた。本稿ではそのなかでも特に急成長を遂げたメンバーをピックアップ。彼女たちが成長していった過程を振り返りたい。

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 まずは日向坂46のセンターを務める小坂菜緒。けやき坂46時代には佐々木美玲がセンターとして固定されていたものの、改名後は小坂が佐々木美玲の役回りを担っており、新しいグループのイメージを一身に背負っていた。だからか、1stシングル『キュン』の特典映像『けやき坂46ストーリー~ひなたのほうへ~』(現在、YouTubeにて期間限定公開中)を観ていると、小坂の顔つきがだいぶ変わっているように思える。センターという重大なポジションが、彼女を大きく成長させたといえるだろう。

 また、『Seventeen』の専属モデルに抜擢されたり、映画『恐怖人形』で主演を務めるなど役者としての活動も増えている。西野七瀬を目標にし“アイドルとモデルと女優という3つの仕事を完璧にこなす、皆に愛されるアイドルになりたい”と明かしていた小坂だが、その目標に大きく近づけた一年だったといえるだろう。

 この1年で日向坂を象徴する1人となったのが丹生明里だ。冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/以下、ひなあい)でMCオードリー春日俊彰のお気に入りメンバーになったことから注目を集めた丹生。その天真爛漫な佇まいは、もはや”丹生ちゃん”というグループのマスコットのようでもある。また、彼女は好きなものとして、漫画『ドラゴンボール』や、ゲーム『フォートナイト』を挙げており、意外にも“バトルもの”が好みなようだ。昨今では、こうした自身のキャラクター性を自ら発信する様子もみえるようになってきた。ソロでバラエティ番組に出演する機会も増え、今後さらなる飛躍が期待できそうだ。

 2020年以降、成長が著しいのは高瀬愛奈だ。なかなか目立った活躍ができずにいたものの、グループでの活動が忙しくなるほどに冷静な眼を持つ高瀬の存在は大きくなっていった。みんながボケようとするなかでグループ唯一のツッコミ担当として徐々に頭角を現しており、『ひなあい』では唯一の春日派としても知られている。高瀬は自分の役割を見つけたことによってチャンスを掴むことができたのだろう。親友・柿崎芽実の卒業について綴ったブログでは「この世界でやりたいことも見てみたい景色もまだまだたくさんあるのでさらに強くなって頼もしくなっていきます!!」とアイドルを選んだ者の覚悟を宣言(高瀬愛奈公式ブログ)。腐らずに地道に努力をしてきた結果、個別握手会がついに完売を果たし、『IDOL AND READ』では表紙を飾るなど、“まなフィーバー”は継続中。

 唯一の三期生上村ひなのは、グループを大きく変えた存在だ。『ひなあい』では、独創的なオリジナル楽曲や絵を披露し番組MCやメンバーを驚かせている(特に大喜利センスはメンバー随一だ)。しかもそれらが、天然ではなく事前にシミュレーションをした上で生まれているというから面白い。バラエティでは、常に何かしてくれるのではないかと期待させてくれる。またそんなバラエティでの活躍もあってか、「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」で初のソロ曲も任された。坂道研修制から新たに加入した三期生3人とともに、安定期に入っている日向坂に刺激を与えてくれるのではないだろうか。

 日向坂46が飛躍した背景にはキャプテン佐々木久美の存在も欠かせない。メンバーが言いたくても言い出せない状況をサッと後押しするフォローをしたり、ダメなところがあればしっかりと叱るなど、グループの柱となって支えてきた。『ひなあい』ではオードリーとメンバーの繋ぎ役を担いながらも、番組企画にも率先して打ち込み大活躍。ときにイジられつつも、メンバーからリスペクトされる理想のキャプテンに成長した。

 文字数の関係上5人をピックアップしたものの、日向坂46メンバー全員が成長を遂げている。それぞれがポジションを見つけ、ONE TEAMとなってひとつひとつを乗り越えて来たからこそ今の日向坂があるのだ。(本 手)

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