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男女4人のモラトリアム描く、斎藤久志の新作「空の瞳とカタツムリ」公開決定

ナタリー

18/12/21(金) 13:00

「空の瞳とカタツムリ」メインビジュアル

「なにもこわいことはない」の斎藤久志が監督を務める「空の瞳とカタツムリ」が2月23日に公開決定。あわせてメインビジュアルが到着した。

脚本家・荒井晴彦の娘であり、ドラマ「深夜食堂」シリーズを手がけた荒井美早の映画脚本デビュー作となる本作は、男女4人の中に渦巻くモラトリアムな時間と青春の終わりを描く物語。祖母の遺した古いアトリエでコラージュ作品を作り、男となら誰とでも寝る生活を送る岡崎夢鹿を縄田かのん、彼女の友人で夢鹿にしか触れられない潔癖症の高野十百子を中神円、夢鹿への好意を捨てられない友人・吉田貴也を三浦貴大、十百子のアルバイト先のピンク映画館に出入りする青年・大友鏡一を藤原隆介が演じる。

そのほか利重剛、内田春菊、クノ真季子、柄本明がキャストに名を連ねた。なお本作のタイトルは、斎藤が師事した相米慎二の監督作「風花」のタイトル変更案として最終候補まで残ったものとなっている。

このたび夢鹿の役柄にちなみ、コラージュアーティスト・Q-TAとコラボした特製ポストカードが、特別鑑賞券に付属することが決定。以下にQ-TAの応援コメントも掲載した。

「空の瞳とカタツムリ」は東京の池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開。

Q-TA コメント

箱庭の中で足りない自分の欠片を探し求める若者たち。
自分自身を切り刻み、異なる感覚を重ね、そこに生まれる快楽を楽しみ軽蔑する。
コラージュには客観性が必要だ。その客観性が箱庭を作品として昇華し、
その過程こそが、箱庭の外へ出る唯一の方法なのだ。

(c)そらひとフィルムパートナーズ

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