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堀未央奈が語る、“大人っぽさ”表現した2nd写真集への自信 「自分自身を100%詰め込んだ作品」

リアルサウンド

20/5/27(水) 8:00

乃木坂46・堀未央奈が2冊目となる写真集『いつかの待ち合わせ場所』(ワニブックス)を5月27日にリリースした。本作は堀未央奈の希望だったという南フランスのコルシカ島とニースで撮影された、“大人になった姿”と“変わらない姿”を余すことなく収録した作品となっており、発売前に増刷も決定した話題作だ。

今回、新型コロナウイルスの影響で、リモートでの取材となったが、本作の見どころや撮影中のエピソード、そしてコロナ以後の状況を直接伺った。

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■大人っぽさや成長した姿を写真集として残したかった

ーー最近の家での過ごし方を教えてください。

堀未央奈(以下:堀):時間が足りないくらい充実していて、映画とかドラマをいっぱい観たり、家でダンスをしたりしています。昔からゲームも好きで、最近Switchを買ったりして、途中までしかやっていなかったゲームを続けたりしていますね。

ーー写真集はご家族にお見せしましたか?

堀:まだ誰にも見せてないんです。普段、家族はあまり褒めてくれないんですけど、表紙が公開される度に「これ、いいね!」と、けっこう褒めてくれました。

ーーメンバーからの反応は?

堀:メンバーにも会えていないんですけれど、「この写真見たよ!」とか連絡をくれて、チェックしてくれているみたいです。2期生も「この表紙が好き」とか「このカットめっちゃいい」と楽しみにしてくれています。

ーー乃木坂46は今年に入り、山下美月さんの『忘れられない人』、与田祐希さんの『無口な時間』、秋元真夏さんの『しあわせにしたい』と写真集発売ラッシュとなっています。ほかのメンバーの作品を意識しますか?

堀:みんなそれぞれの良さが出た、タイプの違う写真集になっていたので、私も自分らしさを出した一冊にしたいなと思いました。「こういうの着てみたいです」とか「こういうの食べたいです」と要望を言って、自由に作らせていただきましたね。

ーーキャプテンの真夏さんの写真集はいかがでしたか?

堀:真夏さんがいる前で、(岩本)蓮加と2人で見ました。屈託のない笑顔が好きなので、めっちゃ笑ってる写真を見て「あ、真夏さんだー!」ってホッとしました。写真の中でも真夏さんでしたね。

ーー1st写真集『君らしさ』から約2年半ぶりとなりますが、この期間で堀さんの中にも写真集を出したいという思いは募っていきましたか?

堀:前回もファンやメンバーから褒めていただいきましたが、当時は幼さがあったので、また違った大人っぽさや成長した姿を写真集として残したいと思っていました。今の私の姿をたくさんの人に見てもらいたいなと思っていたので、今回の写真集はすごくありがたかったです。

ーー堀さんにとって写真集を出すのはどのようなイメージですか?

堀:名刺代わりに、自信を持ってどなたにでもお渡しできるものとして、スタッフさんと一緒に作り上げる作品です。1st、2ndともに、いろんな表情や思いが詰まった作品にしたいという想いがありました。一言でいえば、「自分自身を100%詰め込んだ作品」ですかね。今回の写真集は、23歳の私の集大成として、たくさんの方に見てもらいたいなと思います。

ーー撮影場所は堀さんにとって憧れだった、南フランスのニースとコルシカ島です。

堀:ヨーロッパがすごく好きなんです。フランスとかイタリアは有名な観光地ですけれど、南フランスはみんながあまり行かない、コアな場所だと思って選びました。品のある大人の女性に憧れているので、南フランスに感じた上品さは大切にしています。

ーー今回の写真集の中で、堀さんのお気に入りカットは?

堀:全部がお気に入りなんですけど、特に気に入っているのはびっくりした表情でパンを食べているショットですね。「こんなに美味しいパンがあるんだ!」という衝撃の顔です。今回の写真集にはちょこちょこ笑顔とか、真顔以外の表情があるんです。普段からあまり表情に気を遣わないタイプで、なんでも思ったことを言うし、顔にも出ちゃうので、そういった素の1枚を楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

ーー表紙もそうですが、前作に引き続き、“もぐもぐ顔”が多い気がします。

堀:すごく多いですね。ただ単に美味しいって食べている写真だけではなくて、表紙の大人っぽい感じだったりとか、色々な表情を見せているのがポイント。一緒に旅行に行って食べているような感覚で、私を身近に感じてもらえたら嬉しいです。

■メイクにこだわってるところを見て欲しい

ーー撮影に向けてシェイプアップなどはしましたか?

堀:身体作りはしました。脚痩せにも気を使いましたし、顔にもお肉がつきやすくて、太ったらすぐ分かるタイプなので、極力食べ過ぎないようにしていました。

ーーだからこそ、現地で食欲が解放されちゃったんですかね(笑)。

堀:めっちゃ食べました! それも素の良さということで(笑)。

ーーほかのメンバーの写真集でも、みなさん食べているショットが多いイメージがありますが。

堀:たしかに。私、メンバーの中でも食への執着が強いので、撮影中も食べてたいし、撮影が終わっても食べてたい。それが私らしさかなと思います。

ーー堀さんと言えば変顔も得意ですよね。

堀:すぐ変顔しちゃうんですよね(笑)。普段の雑誌の撮影では、あまり出されないような自由な顔とか、ちょっと変な顔でも、写真集は採用していただけるので、そこも見どころかな。

ーー写真集には、堀さんのセルフプロデュースのページもあります。

堀:プリンセスがすごく好きで、いつか撮影してみたいなと思っていたんです。今回、インタビューページではなく、私がこういうページにしたいとリクエストして作ってもらえる機会をいただいたので、そこで夢が叶いました。ずっと憧れだった素敵なドレスを着たり、ネットでしか配信できなかったメイクについて話したり、女の子のファッションについて表現できたのは良かったです。

ーー以前、『乃木坂工事中』(テレビ東京)で向井葉月さんをメイク術で大変身させていましたよね。

堀:女の子は髪型とかメイクとか服装とかでガラッと変わるんです。それは1stの写真集でも、2ndの写真集でも意識しました。今後も、いろんな仕事をしていく中でこだわっていきたい部分です。

ーーファッションについての意識には、『ar』でのレギュラーモデルの経験も影響したりしていますか?

堀:いろんなメイクをしていただくので、それを自分で習得してお家でやってみたりしています。こういう顔やメイクがいいなと思って、いかに自分が工夫してそのイメージに近づけられるかは試行錯誤しています。写真集にはすっぴん風のカットもあるんですけど、自己プロデュースのページではメイクにこだわってるところを見てもらえたら嬉しいです。

ーー堀さんのコメントには「23歳で大人な“初挑戦”」もあると。

堀:シーツにくるまっているシチュエーションだったり、白のボディースーツも大胆な衣装なので、その大人っぽさはこの写真集でしか見られない一面だと思います。

ーー23歳の女性らしさと可愛らしさの2面性が見られる写真集だと思いました。

堀:昔から、乃木坂46での私と実際の私は本当は違う感じなんじゃない?と言われてきましたが、地元の友達には会うたびに「全然変わらないね」って言われるんです。お仕事のときも普段の生活でも変わらないタイプで、むしろそれが自分の強み、良さなのかなと最近では思っています。飾らない素の感じが写真にも出ていて、それが自然と大人っぽさや不思議な表情、無邪気な表情など、様々なイメージになっているのかもしれません。いろんな見方をして欲しいです。

ーー写真集のラストでは、オードリー・ヘプバーンへの憧れが語られています。

堀:きっかけは『ティファニーで朝食を』を観たことでした。ぱっと見は綺麗な方という印象だったんですけど、目のお芝居が素敵だなと思って。人って目は嘘をつけないって言うじゃないですか。目に人柄が滲み出ている彼女が魅力的でした。それで興味を持って、彼女の本とかいろいろ買ってみて、生き方とか言葉を知り、すごく強い女性でカッコイイなと憧れるようになりました。外見の綺麗さだけではなくて、内側から出る強さ、美しさに惹かれましたね。

ーーオードリーが身につけていた衣装のレプリカでの撮影もされたんですよね。

堀:何に使うかも分からず、ただ好きすぎて買っていたのが家にあったんです。これを機に着れるじゃん、と思って提案させていただいたんですけれど、スタジオも世界観にあったセットを用意していただき、髪型もこだわることができて楽しかったです。

ーー女優としては昨年、主演を務めた映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』での演技も印象深いです。

堀:自分でも「こんな顔するんだ?」と驚く表情が、映画の時にもいっぱいあって。今回の写真集では、そういう女優としての経験も活かすことができたのかなと思います。私自身も見たことのない表情があって、それが作品に落とし込まれていくのも楽しかったです。

ーー最近では、新4期生の林瑠奈さんから憧れのメンバーとして、堀さんの名前が挙げられました。乃木坂46のメンバーとしての現在のポジションについてはどう考えていますか?

堀:卒業していく方もいて、2期生が率先して引っ張っていかなくちゃいけない時期になってきました。これまでとはまた違った形にはなっていくとは思うんですけれど、姿勢や言葉、距離感でも後輩にたくさんのことを伝えていって、乃木坂46の良さを引き継いでいきたいと思います。

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