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「家族のレシピ」斎藤工、松田聖子の第一声に「鼓膜が幸せ…」

ナタリー

19/3/28(木) 23:02

「家族のレシピ」舞台挨拶の様子。左から斎藤工、松田聖子。

「家族のレシピ」の舞台挨拶が本日3月28日に東京・シネマート新宿にて開催され、キャストの斎藤工と松田聖子が登壇した。

シンガポールと日本の外交関係樹立50周年をきっかけに製作された本作。群馬・高崎市でラーメン店を営む主人公・真人が、幼い頃に死去した母が記したノートを見つけたことから、自分のルーツを探るために母の地元・シンガポールへ旅立つさまが描かれる。本作の舞台挨拶で、初めて一緒に登壇した斎藤と松田。斎藤は「光栄です。映画公開後に聖子さんがこうして登壇してくださって、本当にうれしいです」と喜んだ。

イベントではまず、斎藤演じる真人と松田扮する美樹が、シンガポールの川辺に座るシーンがスクリーンに映し出される。互いに共演した感想を問われると、斎藤は「真人は両親を失い心にぽっかり穴が空いている役柄なんですが、美樹さんはその穴を自然に埋めてくれる存在でした。聖子さんの第一声を本読みで聞いたとき、鼓膜がこう、とっても幸せになりました」としみじみ回想。その言葉に松田ははにかみながら、「久しぶりに映画に出演して緊張していたんですが、最初から斎藤さんに引っ張っていただきました。それにつられて私もできたので、すごく感謝しているんです」と述べる。

続いて、2人が監督のエリック・クーと写ったベルリン国際映画祭での写真が投影され、斎藤は「エリックだけじゃなく、シンガポールのスタッフみんなが聖子さんのファン。クランクアップの日には、全員が聖子さんのCDにサインを求める列ができていました。僕はそれを目撃しています」とエピソードを披露する。松田が「びっくりしました! それまで皆さん普通にお仕事されていたので、えー!と思って(笑)」と心から驚いた表情で語ると、会場は笑いに包まれた。

ここで、劇中に登場するバクテーにラーメンの麺を入れた“ラーメンテー”のスープが登場。斎藤がよそったスープを試飲した松田は「本当においしいです。スパイシーな中にも深いコクがあって素晴らしいです」と目を輝かせる。この日の上映後には観客にもスープが振る舞われることに触れた斎藤は、「本当の意味での4D上映というか、素晴らしい企画だと思います。しっかりと配布させていただきますので、もう少し我慢していただけると幸いです」と客席にお願いをし、イベントを終えた。

「家族のレシピ」は全国で公開中。

(c)Zhao Wei Films/Wild Orange Artists

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