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中村守里×上村奈帆が2度目のタッグ、映画出演を夢見る女子高生のショートドラマ配信

ナタリー

21/2/14(日) 18:00

「そらぞら」オフショット

ショートドラマ「そらぞら」が、LINE NEWS内の動画プロジェクト「VISION」で配信中。主演を務めた中村守里と監督の上村奈帆からコメントが到着した。

本作の主人公は、映画出演を夢見る高校生の今野そら。芸能活動ができる学校に進学した彼女だが現実はうまくいかず、仕事があるふりをして祖母の営む喫茶店で過ごしながら、弟の遣都が作る苦いコーヒーを片手に“エソラゴト”をまくし立てる様子が描かれる。中村のほかに山田暖絆、小林なるみ、上坂樹里、栗田桃花、釜谷悠平が出演に名を連ねた。

中村と上村は2018年公開作「書くが、まま」以来、2度目のタッグとなる。中村は「あの懐かしい上村さんワールドを、もう一度近くで感じることができて嬉しかったです」と喜び、「一週間の、ほんの少しの楽しみになってもらうことができたら嬉しいです!」と視聴者に呼びかける。上村は「中村守里さんの魅力は、底知れないと思います」と語り「『そらぞら』という物語と一緒に、コーヒーブレイクをしていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。

全12話で構成された「そらぞら」は、毎週日曜日に配信。

中村守里 コメント

「そらぞら」に対する思い

実はLINE NEWS「VISION」を以前から観ていました。特に、映像が縦型というところが物珍しく面白いなと思っていました。まさか自分が参加出来るとはびっくりです。

「そらぞら」の台本を読んだ時にぶわーっと涙が出てきたことを覚えています。それは共感したからということもありますが、人の暖かさに文字から触れたからということもあります。絶対に丁寧に演じようと思いました。

「そらぞら」での挑戦

私の演じた今野そらはどこか強がってしまう。中々素直になれない。悔しい。一見、性格の良くない子に映るかもしれません。ですが、どこか可愛らしい。そんなキャラクターになればいいなと。難しいですがそこに挑戦してみました。

上村奈帆との2回目のタッグについて

またお会いできて嬉しかったです! 「書くが、まま」の撮影時より成長した姿を見せることが出来たらいいな…と思いました。妥協をしない。登場人物がなんだかんだ皆優しい。あの懐かしい上村さんワールドを、もう一度近くで感じることができて嬉しかったです。

視聴者へのメッセージ

この記事を読んでいるということは少しでも気になったから、でしょうね?
ありがとうございます。一週間の、ほんの少しの楽しみになってもらうことができたら嬉しいです!

上村奈帆 コメント

「そらぞら」に込めた思いや、視聴者に伝えたいメッセージ

前に進もうと腿を振り上げて大きく腕を振る。汗だくになっても、足踏みで終わる日もあれば、地団駄で終わる日もある。それでも、もしもその足取りに手拍子をつけてステップを踏んでくれる人がいたら…?もしも独自のタップダンスを添えて踊ってくれる人がいたら…?
かけがえのない人生は、どんな時間もいとおしいかも、しれない。

中村守里との2回目のタッグについて

中村守里さんの魅力は、底知れないと思います。
今回、リハーサルの時点からアプローチしてきてくれる芝居に大きな成長を感じました。自分が感じたこと、それを踏まえて考えていることを伝えてくれるようになったことも嬉しかったし、とても良いことだと思いました。「中村守里といえば…!」という彼女の持ち前の魅力から、今後はもっともっと飛躍して羽ばたいてほしいと願っています。新たな門出の一作目に、今作がなれれば本望です。

視聴者へのメッセージ

現在、物理的にも精神的にも、ひとりで心細い思いをしている方はたくさんいるのではないでしょうか。そんな中、SNSでの人とのつながりや自身の評価に目が行きがちなのは当然の事と思います。しかしその一方で、常に誰かから幸せや価値観を品定めされているかのように、緊張の糸が張り詰めている方も少なくないはず。
いくつもの自分を所有することが可能になった現代だからこそ、公に開かれていない自分自身の感情はどこか見失いがちです。もしもそのことで心のどこかにぽっかりと穴が空いていたら、「そらぞら」という物語と一緒に、コーヒーブレイクをしていただけたら嬉しいです。

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