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星野源、『A-Studio+』で自身が大切にしている“音楽と笑い”について語る

リアルサウンド

20/4/4(土) 11:30

 トーク番組『A-Studio』(TBS系)が4月3日の放送より、笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)ダブルMCの番組『A-Studio+』としてリニューアルスタート。初回ゲストに星野源が登場した。

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 藤ヶ谷はMCを務めることを事前に家族と中居正広に伝えたと言い、「『A-Studio』には鶴瓶さんがいるから、鶴瓶さんに引っ張ってってもらえばいい』って。でも、『(ザ!世界)仰天(ニュース)』の時はあの人は本当何もしない』っていうのも言ってました」と中居とのやりとりを明かし鶴瓶を呆れさせた。

 星野とのトークでは彼の考える“ポップ”から、“自分の思いを伝える作業”の話題へ。「自分が好きなものとか、自分がこれは真ん中だと思うものが、みんなが真ん中と思っていないことが多くて。でも、それを僕は真ん中でやりたくて、自分はこれをそのまま出すんだけど、それだけだとみんなに伝わらないから、伝えることを努力しようと思って。中身をみんなが好きなように変えるんじゃなくて、僕は好きなものを好きなだけ作って、どうやったら伝わるかというのを努力しようと思って」と自身の創作に向けてのポリシーを語った。

 ゲストをよく知る関係者には、本人も認めるほどの星野の大ファンである橋本直(銀シャリ)に藤ヶ谷が取材。星野の「夢の外へ」MVとほぼ同じセットでダンスシーンを再現する橋本と藤ヶ谷の様子に、鶴瓶は「なんでこの取材こんだけ力入っとんねん!」と激怒。星野も「全然違うじゃないですか、質量が。これ、ヤバイですよ。『A-Studio+』から鶴瓶さんいなくなりますよ。フェードアウトの可能性が」と指摘し、鶴瓶も「藤ヶ谷に番組取られるで」と焦っていた。

 星野の中で大切にしている“音楽と笑い”については、「かっこつけるんだけどかっこつけない瞬間があるミュージシャン」に小学生の頃から好きなユニコーンを例に挙げ、「ユニコーンってめちゃくちゃふざけてたんですよ。舞台の上でも。基本的にクレージーキャッツの血が流れているというか。僕はクレージーキャッツが大好きで、音楽と笑いの面白さみたいなものって、今は離れてますけど、昔は一緒だったじゃないですか」と話し、鶴瓶が取材してきたコメディが大好きな細野晴臣の話へと繋がっていく。

 星野と細野は約13年間、雑誌で対談をする間柄。星野がSAKEROCKで活動していた時代に、「歌いなよ」とソロへの道に導いたのは細野だった。細野は鶴瓶が上岡龍太郎と共演していたトーク番組『鶴瓶上岡パペポTV』の大ファンで取材の中で「『パペポ』したい」と鶴瓶にお願いしてきたのだと言う。それを聞いた星野が「え、鶴瓶さんと? ゲスト呼んでくださいよ。俺も出たいから絶対出してくださいね!」と懇願すると、鶴瓶は「『パペポ』はゲストないねや」とやんわりと断り、「あ、ええ……つまらん」と星野はがっくり。「客で来てや」と誘う鶴瓶に、星野は収録風景を想像し「なんとなく間が持たなくなって、僕一緒に参加する気がします」と笑みを浮かべていた。

 4月10日の放送には多部未華子がゲスト出演する予定だ。(向原康太)

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