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M・スコセッシが絶賛、ロマの少年の過酷な境遇描いた「チャンブラにて」公開決定

ナタリー

18/12/28(金) 21:40

「チャンブラにて」

マーティン・スコセッシが「感動的で美しい映画」と絶賛した「チャンブラにて」が、1月26日より東京・新宿武蔵野館で公開される。

父親と兄が警察に拘留されたことから、家族を養うことになった14歳のロマの少年ピオを主人公とした本作。アフリカ系の移民アイヴァと知り合ったピオは、彼の協力を得て金を稼ぎ始める。「地中海」で知られるジョナス・カルピニャーノが監督、スコセッシがエグゼクティブプロデューサーを務めた。米アカデミー賞外国語映画賞のイタリア代表作品に選出され、国内では「イタリア映画祭2018」で上映されている。

映画の舞台となるのは、南イタリアのジョイア・タウロと呼ばれるコムーネ(共同体)の中で、スラムと化している通り“チャンブラ”だ。ここには昔から迫害を受け、まともな職に就くことができないロマの人々が住んでいる。2011年にジョイア・タウロを訪れた際、ロマから車を盗まれる事件に遭遇したカルピニャーノ。彼は、これをきっかけにピオ役を務めるピオ・アマートと彼の家族に出会い、ロマの人々が置かれた状況を目の当たりにした。2014年には同名の短編「A Ciambra(原題)」を発表している。

「チャンブラにて」は3月9日より愛知・名演小劇場でも公開。現在、英語字幕付きの予告編をYouTubeにて観ることができる。

※「チャンブラにて」はR15+指定作品

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