Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

TXT、Stray Kids、N.Flying……カムバック相次ぐ気鋭の韓国ボーイズグループ

リアルサウンド

19/11/5(火) 7:00

 10月も多くのK-POPアーティストのカムバックが相次いだ。多くの新曲がリリースされ、入れ替わり立ち替わりで音楽番組ステージを賑わせている。

(関連:TXTの成長を支えるBTSの存在ーー“ファミリー”としての絆が垣間見える2組の交流を探る

 SUPER JUNIOR、NU’EST、MONSTA X、DAY6、ヒョンシク(BTOB)と人気グループがカムバックした10月だが、今回のコラムではその中から、TXT、Stray Kids、N.Flyingを取り上げたい。

■TXT『The Dream Chapter: MAGIC』
 10月21日には、1stフルアルバム『The Dream Chapter: MAGIC』をリリースしたTXT。リード曲である「9 And Three Quarters (Run Away)」は日本語で「9と4分の3番線で君を待つ」という意味で、デビュー曲「CROWN(ある日頭から角が生えた)」に続くユニークなタイトルだ。

 TXTはデビュー当初から明るくポップなイメージを貫いており、今回の楽曲も、どこかキラキラした青春を思わせるキャッチーなサウンドと歌詞になっている。MVも制服に身を包んだメンバーたちの学生生活シーンの中に、魔法を思わせる要素が散りばめられている。それでもダンスはパワフルでキレキレなのもBigHitらしいだろう。

 デビュー1年も満たないうちにミニアルバム2枚と、フルアルバム1枚という早いペースで精力的に活動を行っているTXT。現時点でのコンセプトはデビュー当時と変わらないままだが、今後どのように成長していくのかが気になるところだ。

■Stray Kids「Double Knot」
 2018年3月にデビューを果たしたStray Kidsも、1年半という年月を経て、“スキズらしさ”がしっかり定着してきた。4枚目のミニアルバム『Clé1 : MIROH』はGaonチャート1位を獲得し、タイトル曲「MIROH」で音楽番組初1位を獲得した。

 10月9日に発表されたデジタルシングル「Double Knot」はラップを前面に押し出したエレクトロトラップヒップホップ曲だ。チャンビンを中心としたラップラインたちが繰り出すパワフルなラップはグループの個性をしっかり作り上げている。

 今回の「Double Knot」は、メンバーで構成されたプロデューシングチーム・3RACHAが作詞作曲を手がけている。デビュー1年半で安定した楽曲を提供できているのは、彼ら自身がプロデュースを行っているというのもあるかもしれない。先日、メンバーであるウジンの脱退が発表されたが、“らしさ”を失わずに走り続けて欲しいところだ。

■N.Flying『夜好』
 2015年にデビューしたバンド・N.Flyingもすっかり中堅クラスのグループになった。“New Flying”、“Next Flying”という意味を持つ彼らは、2019年1月に発表した「Rooftop」で音源チャートを逆走し、念願の音楽番組初1位を獲得した。デビューから4年目の1位にメンバーたちが泣き崩れる姿が印象深かった。

 この逆走劇で大衆に名前を広めたN.Flyingは、この秋にミニアルバム『夜好』をリリース。リード曲「GOOD BAM」でカムバックを果たした。「GOOD BAM」は英語の「GOOD」と韓国語の「BAM(밤=夜)」を組み合わせた造語で、歌詞は夜がもったいなくてなかなか眠れない青春のワンシーンを描いている。ギターリフから始まる楽曲は、初秋にぴったりなアーバンなバンドサウンドに。

 11月には日本で両A面シングル『Doll / Kick-Ass』をリリースし、同月にはホール公演『N.Flying 2019 1st Hall Live in Japan』を開催する予定だ。「Rooftop」で勢いをつけたN.Flyingは、これから安定した人気を得られるのかがポイントになるだろう。(西門香央里)

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む