作曲家アラム・ハチャトゥリアンによる楽曲「剣の舞」にスポットを当てた「剣の舞 我が心の旋律」の予告編がYouTubeで公開された。

第2次世界大戦下のソ連で、ハチャトゥリアンが一晩で書き上げた「剣の舞」の誕生秘話をつづる本作。バレエ「ガイーヌ」の音楽を担当していた彼が、初上演のわずか8時間前にクルド人が剣を持って舞う戦いの踊りの楽曲を制作するよう上官から命じられ、ある思いを込めて作曲を始めるさまを描く。アムバルツム・カバニアンがハチャトゥリアンを演じ、アレクサンドル・クズネツォフが役人のプシュコフに扮した。

映像ではハチャトゥリアンが音楽仲間とともに演奏するさまや、苦悩の表情を見せる場面を収録。鍵盤に向かうシーンも捉えられた。なお、このたび場面写真が一挙到着している。

ウズベキスタン出身のユスプ・ラジコフが監督と脚本を担当した「剣の舞 我が心の旋律」は、7月31日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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