菅原鷹志×土屋良太がダンスと芝居で立ち上げる、渡辺えり作「鏡よ鏡」
21/5/18(火) 18:06
トレンブルシアター2021「鏡よ鏡」チラシ表
トレンブルシアター「鏡よ鏡」が、6月17日から20日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。
トレンブルシアターは土屋良太と川口龍を中心とした団体。今回は、1999年に初演された渡辺えり作「鏡よ鏡」を、木内希の演出で立ち上げる。出演者にはWAHAHA本舗の菅原鷹志と土屋が名を連ねた。劇中ではダンスを交えて物語が展開。郵便局員の鈴木は、手紙を配達するために、とある劇場を訪ねる。するとそこに置かれていた鏡に映った自分自身が飛び出してきて……。
渡辺は本作について「菅原鷹志さんに取材して書いた、菅原さんの自叙伝である」と語り、「初演も再演時も残酷で優しい魅力的な作品になっていた。22年前に書いた自分の戯曲の台詞が今の自分にも向かってくる。見えるものと見えないもの、聴こえるものと聴こえないものいつもこの二つが心に潜んでいるものたちの雲をつかむような果てしのない夢見る力。そういうものをこのコロナ禍に再確認するような舞台である」と、チラシ裏にコメントを寄せた。なお上演時間は約1時間5分を予定している。
トレンブルシアター2021「鏡よ鏡」
2021年6月17日(木)~20日(日)
東京都 OFF・OFFシアター
作:渡辺えり
演出:木内希
出演:菅原鷹志 / 土屋良太