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アートは「都市」に何をもたらしたのか? ワタリウム美術館「生きている東京展」開催

ぴあ

20/9/4(金) 18:00

島袋道浩「象のいる星」 2008年 撮影:今井紀彰

9月で開館30周年を迎えるワタリウム美術館では、『生きている東京展 アイラブアート15』が、9月5日(土)より開催される。

同展は、アーティスたちがこの30年間で見た東京の姿を通して、東京という都市の再考を試みるもの。ワタリウム美術館のコレクションを中心に、未公開ドキュメントなども展示される。

会場には、国内外での国際展に多数参加している島袋道浩による《象のいる星》をはじめ、マイノリティの人々のポートレイトを多く撮影している斎藤陽道の《「せかいさがし」シリーズ》、屋外の建物や通りに巨大な写真を貼る表現を用いるフランス出身JR(ジェイアール)による、《<インサイドアウト>プロジェクト東北》、ワタリウム美術館の建築を手がけたスイス出身のマリオ・ボッタによる、『ワタリウム建築プロジェクト』展の際の黒板ドローイング、同館と関係の深いナムジュン・パイクによる《時は三角形》など、全15組のアーティスト作品が並ぶ。加えて、会田誠、渡辺克己、SIDE COREの3組のゲストアーティストの作品も見ることができる。

ワタリウム美術館では、1990年の開館以来、さまざまなアートが生み出されてきた。社会が大きく変化したこの30年の間に、アートは都市に何をもたらしてきたのだろうか? 同展から、そんな「都市の精神」が浮かび上がってくるにちがいない。

【開催情報】

『生きている東京展 アイラブアート15』9月5日(土)~2021年1月31日(日)、ワタリウム美術館にて開催

【関連リンク】
ワタリウム美術館:http://www.watarium.co.jp/

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マリオ・ボッタがワタリウムのプレ公開の際に制作した黒板ドローイング 1990年7月17日
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