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三谷幸喜新作は名探偵の冒険物語、若きホームズ役に柿澤勇人

ナタリー

19/2/5(火) 11:45

左から三谷幸喜、柿澤勇人、佐藤二朗、広瀬アリス。

三谷幸喜が作・演出を手がける「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」が、9月1日から29日まで東京・世田谷パブリックシアターで上演される。

シャーロック・ホームズのファンである三谷が書き下ろす本作は、若かりし頃のホームズを主人公とした冒険物語。ホームズ役を柿澤勇人、ホームズの相棒ジョン・H・ワトソン役を佐藤二朗、依頼人のヴァイオレット役を広瀬アリスが演じるほか、八木亜希子、横田栄司、はいだしょうこ、迫田孝也がキャスティングされた。なおメインキャストを務める柿澤、佐藤、広瀬の3人が三谷作品に出演するのは今回が初となる。

上演決定に際し、三谷は「テーマは、『シャーロック・ホームズは如何にして、僕らの知っている偉大なる名探偵になったのか?』。舞台はもちろん十九世紀末のロンドンです」と説明。また柿澤の印象について「ある舞台で柿澤さんの姿を初めて観た時、僕のシャーロック・ホームズがここにいる、と思いました。風変わりで、天真爛漫で、天才肌で、自己中心的で、尊大で、ナイーブで、心に闇を秘めている、若き名探偵。そんな人物を演じられるのは、若い頃のレオナルド・ディカプリオか、今の柿澤さん以外には考えられません」と述べる。

柿澤は出演が決定した際に驚いたことを明かしつつ、「三谷さんの目から僕がどのように映り、役に反映されるのか楽しみで仕方ありません。一方でとにかくディレクションに対応できるように果敢に、懸命に挑まなければと思ってます」と意気込みを語った。

「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」は東京に加え、大阪ほかでも上演予定。東京公演のチケットは6月29日に発売される。

「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」

2019年9月1日(日)~29日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター

大阪ほか地方公演あり。

作・演出:三谷幸喜

キャスト

シャーロック・ホームズ:柿澤勇人

ジョン・H・ワトソン:佐藤二朗

ヴァイオレット:広瀬アリス

ミセス・ワトソン:八木亜希子
マイクロフト・ホームズ:横田栄司
ハドソン夫人:はいだしょうこ
レストレイド警部:迫田孝也

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