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賀来賢人「俳優としてのあるべき姿を学んだ」 『AI崩壊』で初共演の大沢たかおについて語る

リアルサウンド

19/12/28(土) 14:00

 2020年1月31日に公開される映画『AI崩壊』より、賀来賢人のコメントが公開された。

参考:『AI崩壊』一般道路を封鎖した撮影裏の特別映像公開 賀来賢人、岩田剛典らの場面写真も

 本作は、『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』の入江悠監督が、AIをテーマにオリジナル脚本で挑むサスペンス。AIが生活に欠かせない存在となった10年後の日本で、天才科学者の桐生浩介が開発したAIが突如暴走し、全国民の“生きる価値”を選別し始める。そんな中、日本中を恐怖とパニックに陥らせた犯人として桐生は逃亡者となる。人を救うはずのAIはなぜ暴走したのか。

 賀来が本作で演じるのは、主演の大沢たかおが演じる、医療AI“のぞみ”の天才開発者・桐生浩介の義理の弟・西村悟。本作で初共演を果たした2人だが、賀来は、今最も尊敬する俳優の1人が大沢だと明かす。大沢と約2カ月間の撮影を共にした賀来は、大沢の現場を引っ張る“座長としての姿”に圧倒されたそう。演技ができるだけではなく、作品を背負う主演として誰にでも気遣い、現場を指揮する振る舞いに、賀来は「大沢さんが現場にいるだけで、俳優もスタッフも全員が“よし、始めるぞ!”とスイッチが入るんです。その瞬間を感じられただけでも共演できて良かったですし、俳優としてのあるべき姿を学べました」と大沢への尊敬の念を明かしている。

 義理兄弟を演じた大沢と賀来は、物語を引っ張っていく重要な2人のため共演シーンも多く、約2カ月間撮影を共にした。その間、賀来は、大沢の誰に対しても分け隔てなく接する姿、スタッフ全員の士気を高める存在感、誰からも慕われる人間力に、主演俳優として尊敬の念を抱いたという。大沢はスタッフ一人ひとりにも気を配り、主演として現場を引っ張っていく存在だったと明かす賀来。大沢は良い映画にしたいという思いから、入江監督に積極的に話しかけ緻密な役作りをしたり、スタッフやエキストラに対してもねぎらいの言葉をかけたりするなど、誰に対しても分け隔てなく接し、現場にいる誰からも慕われる存在だったそう。ただ俳優として演技が上手いだけでなく、現場を引っ張っていく大沢の姿に、賀来は「大沢さんの懐の深さや現場で指揮を取る頼もしい姿は本当にすごくて憧れました。大沢さんがカメラの前に立つだけで、圧倒的な存在感がありますし、大沢さんがいるとキャス トもスタッフの気持ちが『良い映画にしよう!』と一つにまとまるんです。そんな瞬間を感じられることはなかなかないので、それだけでもこの作品に参加して良かったと心から思えました」と語る。

 そんな大沢の姿を見た賀来は、大沢と役柄と同じく“兄弟のような関係”に近づきたいと思ったそうで、現場では大沢に分からないことや些細なことでもたくさん話しかけるようにしたそう。賀来は、「大沢さんと会う前、きっとクールな人なんだろうなと思っていました(笑)。でも実際にお会いしたらとても気さくに話しかけてくれて。役と同じく兄のような存在に思っていました」と大沢との関係を振り返った。

 そんな大沢も、最近の賀来の活躍を見て共演を楽しみにしていたそうで、「賀来さんとの共演をとても楽しみにしていました。彼は監督の要求にもすぐに応えられるし、僕が少し芝居のニュアンスを変えても臨機応変に対応してくれて、本当に素晴らしい俳優さんだなと思いましたね。彼が人気の理由も分かりますし、これからさらに大物になっていくんだろうなと感じました」と賀来のことを褒め称えた。(リアルサウンド編集部)

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