興収900億円超えの「你好，李煥英」来年公開、タイムスリップした娘が母のため奮闘

21/10/7(木) 10:00

「こんにちは、私のお母さん」海外版ポスタービジュアル

中国映画「你好，李煥英」が「こんにちは、私のお母さん」の邦題で2022年1月に公開される。

本作は舞台・テレビ・映画などで活躍する喜劇女優ジア・リンが亡き母との実話をもとに監督・脚本・主演を担当したコメディ。元気と明るさだけが頼りで母に苦労ばかりかけてきた娘が、交通事故をきっかけに1981年にタイムスリップし、母の幸せのため父とは別の金持ちと結婚させるべく孤軍奮闘する。

自分が産まれてこない未来になるとわかりながら母の幸せを願い行動するヒロインの高校生を撮影当時39歳のジア・リンが演じ、若き日の母にチャン・シャオフェイが扮した。そのほかシェン・トン、チェン・フー、リウ・ジアもキャストに名を連ねている。

ジア・リンが1980年代の中国を背景に、最愛の母にしてあげたかった親孝行や、話したかったことをつづった本作は中国全土で多くの共感を得て大ヒット。10月7日現在、興行収入900億円を超え、中国歴代興行収入第2位、2021年に公開された映画の中で興行収入世界第1位につけている。