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水谷豊主演『相棒season17』10月より放送決定 反町隆史が続投、浅利陽介が3人目の特命係に

リアルサウンド

18/8/22(水) 5:00

 水谷豊が主演を務める『相棒』の最新シリーズ『相棒season17』が、テレビ朝日系の10月期水曜ドラマとして放送されることが決定した。

参考:『相棒』水谷豊×反町隆史の魅力とは? 歴代コンビと比較して考察

 2000年のシリーズ誕生以来、たゆまぬ挑戦を続け、数々の“伝説”を更新してきた人気ドラマ『相棒』。前シーズン『season16』では放送回数300回を突破、その300回記念前後篇スペシャル『いわんや悪人をや』では、『相棒』シリーズゆかりの豪華ゲストが集結し、後篇の視聴率はシーズン最高となる 17.3%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 水谷演じる主人公・杉下右京の相棒として『season14』から登場した冠城亘役の反町隆史は、今作でも続投が決まり、4シーズン目に突入する。初代相棒・亀山薫(寺脇康文)を除く歴代の相棒は3シーズンで卒業を迎えることが多く、今回は前例を打ち破り、新たな境地に足を踏み入れることとなる。

 また、前シーズンの最終回で、『週刊フォトス』記者・風間楓子(芦名星)をエスカレーターから突き落とすという事件を起こしたサイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介)が、“制裁”として特命係に左遷。『season14』から、特命係をかき乱す謎の存在として暗躍してきた青木が、“3人目の特命係”として、波紋をもたらす。

 さらに、『相棒』ワールドになくてはならない存在である、捜査一課の“両エース”こと伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)、「暇か?」でおなじみの組織犯罪対策5課の角田六郎課長(山西惇)、小料理屋『花の里』女将・月本幸子(鈴木杏樹)といったレギュラーメンバーは今シーズンでも登場。一方、権力復活を虎視眈々と狙う警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、それを阻止すべく牽制してきた警視庁副総監の衣笠藤治(杉本哲太)ら、特命係の存続に大きな影響力を持つ上層部の面々も、水面下で駆け引きを繰り広げていく。そして、特命係に興味を抱く新キャラも登場する。

【水谷豊 コメント】
『season17』ですからね、我ながらよくぞここまでやって来たなと思います。いまや僕の本名を“杉下右京”だと思っている人の方が多いんじゃないでしょうか(笑)。実は僕の中でもちょっと不思議な現象が起きていて、ふと杉下右京のことを客観的に考えたとき、「彼の人生はこれからどうなっていくのだろう」と、とても興味をそそられるんです。人生そのものが気にかかるような役を演じるなんて、非常に稀有なことだと感じています。
僕は、共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリとは4年目にしてだんだんそうなってきたなと実感しています。互いに相手の出方を想像するのが、無性に面白くなってきたところ。でも、右京は最近の亘について、「ずいぶんズケズケとものを言うようになったな」と思っているのではないでしょうか(笑)。
右京は基本的に事件を解決することを第一に考えていますから、特命係に入ってきた青木くんについても、役に立つなら特命係にいてくれて結構、と思っているのではないでしょうか。青木くんが裏でどんなことを企んでいるかわかりませんが、特命係にいるからにはやってもらわなければならないこともありますので、そこは僕も注目しています。
とにかく、『相棒』は何が起こるかわかりませんから、油断できない。この先どうなっていくか、我々も予測がつきません。今シーズンも予測不能な『相棒』に驚いていただきたいですね。僕たちもこれから何が起きるのか、楽しみにしています。

【反町隆史 コメント】
『season14』で初めて参加した当初は、これまで長い年月をかけて培われてきた『相棒』チームにうまくなじめるのか、緊張も感じていました。でも、徐々にスタッフ・キャストの輪に入れていただき、今回、4年目である『season17』を迎えることは亘にとっても挑戦ですし、僕自身としても大きなチャレンジ。これから長丁場の撮影が始まりますが、とても楽しみにしています。この3年間、右京と亘もそうですが、水谷さんと僕もさまざまな波を一緒に乗り越えてきました。
大変な撮影をひとつひとつこなしてきたことで、水谷さんとの信頼関係も徐々に深まってきたと感じています。
水谷さんは「亘はずいぶんズケズケとものを言うようになった」とおっしゃっていますが、それは台本にそう描かれているからです(笑)。右京と亘――2人の関係がミステリアスに描かれているところも『相棒』の大きな魅力ですが、亘は右京さんのことを大先輩として尊敬し、圧倒的に信頼していると感じています。
昨シーズンの最終回も「これはスゴイ!」と感心してばかりの2時間でしたし、『相棒』は毎回、台本が上がってくるたびに、「どうなっていくんだろう」と読んでいてワクワクします。特命係にやって来た青木についても、亘は仲良くしつつ彼の優秀さを利用しようとも思っていて、どんな特命係になっていくのか、まったくわかりません。この『season17』でも、視聴者の皆さんに毎回、驚かれるような『相棒』を作っていきたいですね。

(リアルサウンド編集部)

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