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「まときみ」前田弘二がダサい衣装に迷う、高田亮は「成田凌さんが着るとオシャレに…」

ナタリー

21/4/3(土) 17:50

左から前田弘二、高田亮。

「まともじゃないのは君も一緒」の舞台挨拶付き上映会が本日4月3日に東京・渋谷HUMAXシネマで行われ、監督の前田弘二と脚本家の高田亮が登壇した。

本作では、成田凌演じる常識や普通がわからない予備校講師の大野と、清原果耶扮する経験はゼロだが知識が豊富なため恋愛上級者のつもりでいる香住の姿がユーモラスに切り取られる。前田は「設定だけ作って、高田さんに『噛み合わない会話を延々と書き続けてほしい』とお願いしました」と企画の経緯を明かす。高田は以前から“常識を知らない人物”を描いてみたいと思っていたそうだが「いざやってみると話が作れないし、会話がなかなか進まないので大変でした」と笑い、脚本が完成するまでに1年を要したことを伝えた。

続いて大野と香住のファッションに話題が及ぶと、前田は「大野の衣装選びは大変でした! 脚本のト書きに『スーパーの2階で70%で売っていた』と書かれていて、どういうジャケットなんだろう?と。今の時代、ダサいものを着ていたとしても、あえてそれを選んでいる人になっちゃう。その塩梅が難しかった」と回想する。その言葉に高田は「しかも成田さんは似合っちゃうんだよね。ダサいという基準で選んでも彼の場合はオシャレになっちゃう」とうなずいた。

最後にお気に入りの場面を問われた高田は、店の前で香住が大野に今後の“作戦”を説明するシーンを選んで「香住の仕草がすごく好き」と仕草を再現しながら述べる。前田は「女子高生たちが駄弁っているところで、『油そば食べにいかない?』と言わせるチョイスがすごい! 高田さんチックで面白かったです」と笑顔で語った。

「まともじゃないのは君も一緒」は全国の劇場で上映中。

(c)2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会

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