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嘘とカメレオン 渡辺壮亮&チャム(.△)が語る、タイアップへのアプローチとバンドの核「必ず先に光があると信じる力はすごく強い」

リアルサウンド

20/2/6(木) 18:00

 昨年12月にアプリゲーム『BLEACH Brave Souls』のオープニングテーマとして書き下ろしたデジタルシングル「0」をリリース後、立て続けにメジャー1stシングル『モノノケ・イン・ザ・フィクション』をリリースした嘘とカメレオン。今回の表題曲はテレビアニメ『虚構推理』のオープニングテーマとして書き下ろされたもので、2連続でのタイアップ作品となる。

 両曲ともじつに面白い曲に仕上がっている。そのバンド名そのままに、それぞれあまのじゃくにして変幻自在なサウンドで、そこからボーカル・チャムのピュアな想いがまっすぐに突き抜けてくる曲だ。とくに、クセの強いフレーズの応酬が魑魅魍魎感を生み出す「モノノケ・イン・ザ・フィクション」のなかで、〈誰かより不器用でもね/私には私なりの輝き 見つけたら/光に任せて〉と語りかけるように歌い上げるパートは、チャムの等身大の思いであり、また高い熱量で自分たちの音楽を信じて奏でる嘘カメの姿とも重なる。

 彼らのタイアップ曲へのアプローチについて、また曲作りについて、曲とアレンジを手がける渡辺壮亮(Gt)とチャム(.△)(Vo)に話を聞いた。(吉羽さおり)

毎秒毎秒、世界と戦ってる感覚がある(チャム(.△))

ーー昨年12月の「0」、そして今年1月のシングル曲「モノノケ・イン・ザ・フィクション」と、タイアップ曲が続きましたね。いずれも書き下ろし曲ということですが、それぞれどのようにアプローチしていったのでしょうか。

渡辺壮亮(以下、渡辺):このふたつの作品のお話が、ほぼ同時期にきたんです。お互いの作品の世界観を掘り下げていかないと差異が出てこなくなってしまうので、そこは気をつけながら作りましたね。「0」に関しては、ゲームのディレクターさん自身が僕らのことを好きでいてくれたので、「嘘カメ流に好きにやっていただいて結構です」というありがたいお話でした。僕がひとりの人間として、その作品を味わうためにどういうかっこいい曲がほしいかに気をつけて。バトルの最中というよりも、バトルがはじまる瞬間、その舞に入った瞬間のかっこよさや刹那感が出たらいいなと思って作っていましたね。

ーー「0」は緊迫感のある、突き抜けるような曲になりましたね。チャムさんは作品とどんなふうに向き合って歌詞を書いているんでしょうか。

チャム(.△)(以下、チャム):私が歌詞で描いているのは、どういう気持ちで戦っていたんだろうというところですね。登場人物である黒崎一護がなくしたものを取り戻す、死神の力を取り戻したところを描いていたんですけど。なくしたものを取り戻す際の、ひとりの人間としての必死な感じとか、何かを守るために戦っている姿を描けたらいいなと思って。

ーーチャムさん自身としては、何か重なる部分はありますか。自分はどういうものに対して戦っていると感じていますか。

チャム:その戦うという感覚は、ずーっとあるんです。毎秒毎秒、世界と戦ってる感覚があって。自分がいまいち世界と調和していない感覚になることってあるじゃないですか。なんとなく居心地が悪かったりとか。そういうときも自分としては戦っているような気持ちになるし、もちろん制作面でも自分自身と戦って生み出すということにもなるし。そういう自分のなかのいろんな戦いを表現しています。

ーー何か違和感やズレを感じている、そこと戦っているというのは以前からですか。

チャム:“既成概念を壊したい”という歌詞は、これまでもよく書いてきたんですけど、そもそも既成概念のようなものが、自分のなかにまったくないんです。これが普通だっていうのがなくて。人を何かしらの枠に収めたいと思ったことがないから、自分がそこに当てはめられそうになるとすごく反発したくなるんですよね。だからこそ多分、音楽に行き着いたと思うんです。そのありのままの自分でいいんだっていう場所を許されているのが、バンドだったりとか、表現することだと思うので。

ーー怒りも違和感も、音楽でならば素直に表現できると言っても、嘘カメの曲はガチガチにアングリーな音にはならないのも面白いところですね。

渡辺:そこはニヒル感を持っておきたいというか。クールに決めたい日もあるじゃん? っていうね。そこは逆に人間臭いところかもしれないですね。

チャム:歌詞で尖ってることを言ってるのに、曲はキラキラなときとかもあるもんね。それが、嘘カメらしさのひとつでもあって。

渡辺:そういうあまのじゃくなところはありますね。ムカついているときほど、きれいな曲だったりするとか。

嘘とカメレオン「0」MV (「BLEACH Brave Souls」新オープニングテーマ) / Lie and a Chameleon “0”

ーーシャープな「0」に対して、次の「モノノケ・イン・ザ・フィクション」は一筋縄でいかないアンサンブルが楽しめる曲です。これこそ、嘘カメのひねくれたところ、あまのじゃくさを全開で出した曲ですね。

渡辺:そうですね。これはもともと『虚構推理』というアニメ作品がひねくれたもので。ヘヴィな内容に反して、意表をつくタイミングでロマンスやギャグをひょいと入れてくるような小憎さが、僕はこの作品のいいところだなと思ったので。そういう小憎さはもともと僕らも持ち合わせているものというか。ちょっとあまのじゃくな部分が共鳴しあったのか、そういう要素が今までのなかでもすごく強い曲になったなと、自分では思っています。

ーーひねくれた部分があるということでは、泥臭さみたいなものっていうのはあまり表に見せなくないですか。

渡辺:泥臭くはやってるつもりなんですけどね。

チャム:どうしてもニヒルフィルターみたいなものがあるよね。

渡辺:俺、ニヒルフィルターがあるんだ(笑)。まあでも、俺は元来いろんな音楽が好きなので。入口がジャパンフュージョンだったり、80年代の彩りのあった時代の音楽を聴いてきたので。アプローチとしては、バラエティ豊かなのが僕の好みというか。

ーーちょっと洒落たこと、洒落たフレーズを差し込みたくなってしまうような。

渡辺:地盤がそれだったので、自分では洒落たものとは思ってはいないし、お洒落なつもりで書いてないんですよね(笑)。自分のなかではテンションコードとかも泥臭さを感じながら弾いてることが多いので。そのへんの受け取り方が人それぞれで、面白いところかなと思いますね。

ーーチャムさんはこの曲はどうアプローチしましたか。

チャム:私が『虚構推理』という作品でいちばんグッときたのが、主人公がひたむきなところだったんです。そこをよりサビで描けたらいいなと、主人公の気持ちになって書いていますね。この作品の主人公が本当に不器用なんですよ、私も言葉で自分の気持ちとかを説明するのが苦手なのでーー。

渡辺:へたっぴちゃんだよね。

チャム:そういう自分とすごく重なってきて。作品や主人公のことを書いているつもりが、いつの間にか自分が言いたいことを言っていましたね。それがいちばん、作品に寄り添っているし、嘘カメ節も全開になったのかなと思ってます。

ーー歌や言葉にすることで、改めて自分が浮き彫りになるものだなっていう。

チャム:そうです。例えば初めて人の優しさに触れたときや、好きなものが新しく見つかったときって、信頼できるものがもうひとつできたような気持ちになるじゃないですか。その心が溶けていく瞬間のような、その刹那を歌詞にできたらと思って。忘れかけていたものがフラッシュバックする感覚になる曲になって、すごく気に入ってます。

ーー今回のようにタイアップの話も増えていると思いますが、嬉しさがある反面、難しさというのもあるんですか。

渡辺:難しいし、普通に曲を作るよりも、手間が増えることもあるとは思うんですけど。

チャム:でも段々と、そのなかで面白さが出てきて。

渡辺:単に、良いか悪いかで大別するのはよくないかなと思っていて。タイアップというと、今回は何も言われなかったんですけど、いろんなオーダーが入ることがあるんです。で、いろんなオーダーを踏まえて困窮しまくった末に出てきたパンチが、逆に面白い! っていうミラクルが起きやすいのがタイアップでもあるので。そこをどれだけ楽しめるか、苦しみながらも楽しめるかをつねに意識しながら作っていますね。

ーー言葉の書き手としてはどうですか。

チャム:私は毎回、楽しいっていう感じです。作品ありきということで、ある種の不自由な感じもあると思うんですけど。自分がキャンバスと画材だけ渡されて、これで自由にやってと言われているような感じというか。自由なところが見えてくるようになったので。『虚構推理』だったら『虚構推理』の世界観に寄り添ってリスペクトをしているなら、自分たちをどれだけ出してもいいんだっていう考え方になりましたね。それで、のびのび描いてます。

ーーちなみに、制限や課題がある曲作りの反動でではないですが、どんどん別の曲ができるみたいなことってあるんですか。

渡辺:確かに。いろいろ考えてうわーってなって、好きな曲書く! って言って、アルバムとかカップリングに入れるような面白い曲がポロポロって出てきたりもするので。後々振り返るといいことばかりなのかもしれない。当事者としてはつらいですけどね。今回は好きにやらせてもらったので、逆にストレスフリーでできたかなと思います。

嘘とカメレオン「モノノケ・イン・ザ・フィクション」MV (TVアニメ「虚構推理」オープニングテーマ)

本物かどうかは本質でない(渡辺壮亮) 

ーーそうなんですね。とはいえ「モノノケ・イン・ザ・フィクション」のカップリングの2曲は、かなり振り切った面白い曲になりましたね。まず、「binary」は、アグレッシブで6/8拍子や、変則的な拍子が気持ち良い曲です。こういった感じは渡辺さん自身好きなテイストですかね。

渡辺:あまりバンドでやったことはなかったんですけど、好みとしてはあるものですね。シングルのリード曲はアニメの主題歌ということもあって、いろんな面でのバラエティの豊かさとか、聴き心地の良さを整えた曲で。面白いことはやりつつも、その面白さを伝えるためにある程度整えているんです。なんですけど、「binary」は、演奏面に関してどれだけ生身の感じが出るかに挑戦していて。どちらも激しい曲なんですけど、聴き比べてわかるのはどれだけ整理されているかで。「binary」はあえて、誰がどうピッキングしてるのか、どういう角度でスティックを振り下ろしているのかが見えてくるサウンドになったら、シングルのカップリングとして収録する意味があるかなと思って。レコーディング段階でとエンジニアさんと試行錯誤しながら録っていますね。

ーー歌もまたいいですよね、演奏の激しさとはちがう伸びのあるボーカルで素直に歌っているように聞こえます。

渡辺:伸びやかでいらっしゃって素晴らしい。

チャム:引っ張り出されました(笑)。歌もそうですけど、歌詞もオケの音からイメージを受けたものや、そのときの自分の経験したこと感じたことだったりが、いつも私の歌詞には色濃く出るので。それがいつも通りに出た曲かなと思ってます。

ーーオケからイメージされたのが、歌詞に描かれた0と1の世界?

チャム:音楽はデジタル化すると0と1で表現できるっていうのがあってーー。

渡辺:二進法でね。

チャム:そう。生きることって、それと似ているのかなと思ったことがきっかけでこの歌詞になったんです。生と死だったり、何かを選ぶときもイエスかノーだったりーーすべてが複雑なようになっているけど、じつはシンプルなことなんじゃないかっていう。とくに「binary」は生と死がテーマになった歌詞だと思っています。よく、ボーカリストやソングライターの方で、普段から言葉を書き溜めているとかあるじゃないですか。それを一度もしたことがないんです。毎日、毎秒レベルで、体験していることも生きてるうちに変わっているので、自分のなかで昨日の言葉は鮮度がないというか。

渡辺:これ、歌詞を書き溜めるボーカリストへの宣戦布告という見出しにしておいてください。

チャム:いやいや、そうじゃなくてね(笑)。書き方としてはずっとそうなんです。ノートに書くというのは、好きな言葉をメモしておくっていうことじゃないですか。でもそれって、そのデモを聴いたから引き出されたものじゃないですよね。そのデモから受けたものが直接言葉にならないと、自分のなかでは本当じゃないというか。

ーー日々、いろんなことが起こるじゃないですか。そのなかで書かずにはいれないような、衝撃や感動、喜怒哀楽もあると思うんですが、そのときってどうなんですか。

渡辺:結局、ナウとしてずっと煮えたぎっているんだよね。

チャム:そうです。怒りを吐き出しているような歌詞を書いているときは、そのときに起こった出来事で今も怒っているからこそ書いたもので、現在進行形なんです。

渡辺:それこそ不器用だから、仕方ないなって流すことが苦手なんですよ。だから普通の人よりも、例えばそれが先月の話だったとしても、忘れられないような怒りを覚えたらずっと煮えたぎってるというか。

チャム:人にしてもらったことや言ってもらった嬉しいこと、ちょっとした言葉でもずっと覚えているし。適当な態度で流せないんですよね。嫌いな人に対して、いいと思ってるよっていう態度も絶対にできないというか。嫌なことがあったとき、人生ってこんなもんかって流すこともできないので。極端なんです。それが歌詞に出るんですよね。

渡辺:そういう意味でも、0か1かなんですよね。

チャム:これ、私のことか(笑)。

渡辺:そういうところあるよね。

ーー間近で見ている渡辺さんとしても、歌詞に描かれるヒリヒリした感触の要因やチャムさんが現在進行形で抱えているものっていうのは、すごくわかるところがあるわけですね。

渡辺:うわ〜って思いながら見ることもあるし、僕も僕でそういうところではつねに煮えたぎっているタイプなので。お互いに静観しつつというか。

チャム:平和ボケしちゃダメだと思ってるんです。

渡辺:殺伐としてるからね、頭の中は(笑)。ずっと日本刀握ってるような。いつでも抜いてやるぞっていうか。

チャム:本当にいいことにも悪いことにも平和ボケしないようにと思ってるので。そういう意味ではずっと、柄を握ってるような感じかもしれない。

ーーそして一転して「アルカナ」はミディアムなチューンで、こちらは物語的な美しさや哀愁感があります。

渡辺:たぶん皆さんが思っている嘘カメっぽい曲って、大体アッパーな曲だと思うんです。でも全曲を作っている自分からすると音楽全部好きなので、どれがどうとかは元々ないんです。結果的に、MV曲になりやすいのがアッパーな曲で。アッパーな人間ではないですしね。という意味でいうと、「アルカナ」はリードにしても全然いいくらい、キャッチーさもあり奥深さもありすごく素敵な曲に仕上がったなと思っているんです。

ーー情景が浮かんでくるような、チャムさんのエモーショナルなボーカルが胸に刺さりますね。

渡辺:すごく透明な感じもするけど、きれいになりすぎてないというか、引っかかるものがあって。この曲は、いい歌に録れたんですよ。

チャム:いいよね。レコーディングはいつも模索しながらなんですけど。

渡辺:この3曲では、「アルカナ」がいちばん早かったというか、最初から歌い方が決まっていたかな。それは多分、この曲のような景色をチャムさんが強く持っているからだと思うんですけど。

チャム:自分が持つ本質的なところと近いものが、バラード曲ではより出ているかもしれない。

渡辺:激しい曲の歌詞では、自分と外界との関係性を描いているものが多いと思うんです。これは表現が合っているかわからないけど、気を張ってるときのチャムの本心に近いんですけど。こういう曲では、自分のもっと奥底にあるものと一個人として対峙している状態というか。僕が客観的に見ても、もうひとつ扉を開いたチャムの本心が出てくるのかなって思っているので。そういう良さが出る曲が書けて自分は嬉しいなと思うんですよね。

ーー原風景としてあるようなものなんですね。問いかけるような物語であり、哲学的な内容ですね。

チャム:私、以前インタビューで、本物のマジシャンって本物だと思いますかって人に聞いたことがあるんですけど。どう思いますか。

ーーそれはとても難しい問いですね。

チャム:すごく難しいじゃないですか。要はマジシャンっていうのは、本当の魔法が使えるわけではないけど、それを信じる人からしたら本物になりうるもので。人によっては、偽物じゃんっていうのも正解だと思うんです。ただ私のなかでは、本物なのかなと思っていて。信じたい気持ちを昔からずっと持っているんです。それが世界や自分たちの音楽で。それを歌詞にできたらいいなって思って書いたのが、「アルカナ」ですね。

渡辺:話を聞いていて思ったけど、BUMP OF CHICKENに「グングニル」という曲があって。どんなに嘘くさい宝の地図でも、その宝の地図を信じる心が宝物なんだよっていう感じの歌なんだよね。本物かどうかは本質でないっていう。そこに関しては、僕も同じような気持ちを持っている人間なので、すごくいい歌だなって思いますね。

ーー子供の頃って、そういうことって何も考えずに信じられたじゃないですか。でも大人になってくると、信じたいと思わないといけないっていうのが、難しいところでもありますね。

チャム:自分が信じていても、変なことで邪魔されたりしますよね。例えば私が今つけている指輪について、「この指輪すごく気に入っているんだよね」って言ったとして、それはただ心がワクワクするから気に入っているものなんだけど、「それ高いもんね」とか「人気だもんね」とか言われちゃったりとか。

ーー違う価値観でこられちゃう。

チャム:そういう価値観のズレで悲しくなったりしてしまうようなことが、曲にある悲しさや哀愁として出ているのかなと思います。

ーー例えば「0」でも「モノノケ・イン・ザ・フィクション」でも「アルカナ」でも、この先にある光の存在であるとか、私なりの輝き、消えない光などが象徴的に描かれていますが、チャムさんは、世界を信じたいという思いが強いわけですね。

チャム:信じたいです。必ず先に光があると信じる力はすごく強くて。それが嘘とカメレオンとして自分がいちばん持っていなきゃいけないというか、持っているところだなって思っているんですけど。

渡辺:ほんまやで。

チャム:このバンドに対しても、どんなことがあっても、その先に光があるということを一度も疑ったことがないんですよね。だから、何にも心配していないし、私はいいものができるじゃんってずっと思っているんです。

渡辺:余計な心配は他の4人がずっとしてるので……。

チャム:私はただのびのびと信じているし(笑)。何があっても、嘘カメに関しては大丈夫って思ってる。

渡辺:そういうのって、バンドとしての安心感に繋がっているのかなと思うんです。周りで脱退とか、解散とか活休とかいろいろあるなかで、人間関係って必ずしもどこのバンドも良好なだけではないし、このバンドもちゃんと健全なケンカというか、ぶつかるところはぶつかりながらやっているんですけど。そういうところもね。

チャム:もう飛び越えてる、私の感じてる安心感は。

渡辺:そういうのをいちばん司ってるのがこの子かなと思ってます。

ーーメンバーに出会ったときにはもうその安心感があったんですか。それとも活動しながらその直感的にあったものが確信に変わった感じですか。

チャム:もともと私の性質もそういうところがあるんですけど。

渡辺:はじめて出会ったときも何も疑ってない顔してたからね。

チャム:広島でずっとのびのびと育ってきたので(笑)。本当に何も疑わずに育って、何の危機感もないまま上京してーーというのもあるのかどうかわからないですけどね。そもそも5人で絶対的に純度の高いものを作っているから、響く人には絶対に響くっていうのも確信しているし。その何が不安だっていう(笑)。面白いくらいに、何があろうといつも笑い飛ばしてますね。

渡辺:見上げたもんですよ。

■リリース情報
『モノノケ・イン・ザ・フィクション』
発売:2020年1月15日(水)
価格:¥1,182(税抜)

<CD収録内容>
M1 モノノケ・イン・ザ・フィクション (TVアニメ「虚構推理」オープニングテーマ)
M2 binary
M3 アルカナ

「0」
配信シングル
配信はこちら

■ライブ情報
2月9日(日)名古屋 APOLLO BASE
OPEN 17:30 / START 18:00
with バンドごっこ

2月10日(月)梅田 Shangri-La
OPEN 18:30 / START 19:00
with ネクライトーキー

2月16日(日)渋谷 CLUB QUATTRO
OPEN 17:00 / START 18:00
with PENGUIN RESEARCH

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