大倉忠義（関ジャニ∞）と成田凌が共演する「窮鼠はチーズの夢を見る」の公開日が、6月5日に決定。映画化を記念し、原作者の水城せとなが、シリーズの新作となる読み切りマンガを描き下ろすこともわかった。

水城のマンガ「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を行定勲が実写化した本作。学生時代から受け身の恋愛を繰り返してきた主人公・大伴恭一と、彼に一途なアプローチを繰り返す今ヶ瀬渉の関係が描かれる。大倉が恭一、成田が今ヶ瀬を演じた。

11年ぶりとなる新作マンガは、「ハミングバード・ラプソディ」の題で、1月28日発売の月刊flowers3月号に掲載。「窮鼠はチーズの夢を見る」の番外編となるこの新作では、今ヶ瀬の過去のある出来事が描かれる。水城は同誌の表紙も描き下ろした。また4月10日には、原作シリーズ2冊をまとめた「窮鼠はチーズの夢を見る 完全版（仮題）」が発売される。

なお水城は、一足早く完成版の映画を鑑賞し「素晴らしい演者さんたちの見逃せない瞬間がたくさんあり、原作にある場面も映画オリジナルの場面も、何度も見たいと思っていただけるようなシーンが満載」と感想を語った。

「窮鼠はチーズの夢を見る」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

※「窮鼠はチーズの夢を見る」はR15+指定作品

水城せとな コメント

映画化の企画を頂いてから5年を経て、素敵な作品が完成しました。
大倉忠義さん、成田凌さんという素晴らしい演者さんたちの見逃せない瞬間がたくさんあり、原作にある場面も映画オリジナルの場面も、何度も見たいと思っていただけるようなシーンが満載です。
単行本2冊分の物語ですが、それ以上の濃密さをぜひ劇場で味わってください。

(c)水城せとな・小学館／映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会