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入野自由が「DUNE」ティモシー・シャラメの佇まい称賛、皆川純子は砂嵐シーンに没入

ナタリー

「DUNE/デューン 砂の惑星」公開直前イベントの様子。左から内田真礼、森川智之、入野自由、皆川純子、安元洋貴。

「DUNE/デューン 砂の惑星」の公開直前イベントが本日10月14日に開催され、日本語吹替キャストの入野自由、皆川純子、森川智之、安元洋貴、内田真礼が登壇した。

フランク・ハーバートによる小説を、ドゥニ・ヴィルヌーヴが映像化した本作。砂に覆われた惑星デューンを舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命と宇宙の混迷が描かれる。入野はティモシー・シャラメ演じるポール役、皆川はレベッカ・ファーガソン演じるレディ・ジェシカ役を担当。森川がオスカー・アイザック扮するポールの父親レト・アトレイデス公爵、安元がジェイソン・モモア扮する伝説の剣士ダンカン・アイダホ、内田がゼンデイヤ扮する自由民フレメンの戦士チャニに声を当てた。

推しキャラクターについて質問されると、入野はダンカンと答え「ポールとの関係がとにかくいい。物語の中でポールが急に大人にならないといけない瞬間があるんですが、支えてくれるのがダンカンなんです。彼とのやりとりが序盤から大切になってくるので、そこに注目してほしいですね」と述懐。「ゼンデイヤが好き」という安元はチャニを挙げ、「砂漠にたたずむ姿だったり、とにかくインパクトがすごい」とミステリアスなキャラクターが気になる様子を見せた。

内田は「ポールに惹かれました。本当に美しくて、大きな画面でずっと見ていられる美しさがありますよね」とシャラメの魅力に惚れ込んだよう。本作がシャラメの吹替5作目だという入野は「どの作品でも、ティモシーの役への寄り添い方や彼自身の佇まいが、作品を底上げしていると思います。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も『彼がいるだけでそのシーンに説得力が出たり、成立させられるシーンがある』とおっしゃっていた」と語る。

印象的なシーンを尋ねられた入野と皆川は、ポールとジェシカが砂嵐に巻き込まれるシーンだと回答。皆川は「砂の中のシーンは観終わったあとに、自分の口の中にも砂が入ったんじゃないかな?と思うほど、画面への没入感がすごい」とコメントした。またSF好きだという森川は「宇宙船やメカのデザインがすごくアイデア豊富で見ているだけで楽しい。宇宙船が着陸してドアが開くシーンがいくつかあるんですが、全部パターンが違うんです」と細かな見どころを口にし、安元は「ジェイソン・モモアさんが三船敏郎さんをリスペクトしているということで、剣戟のアクションに居合を感じさせるような動きがあったり、さまざまなこだわりが詰まっているんだなと。そういうところを見つけるために何度も観たいですね」と作品をアピールした。

「DUNE/デューン 砂の惑星」は10月15日より全国ロードショー。

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