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山形マット死事件などに着想、内藤瑛亮8年ぶりの自主映画「許された子どもたち」公開

ナタリー

19/12/26(木) 12:00

「許された子どもたち」

「ライチ☆光クラブ」「ミスミソウ」の内藤瑛亮が監督を務める「許された子どもたち」が5月9日より東京・ユーロスペースほかで公開される。

本作は山形マット死事件、大津市中2いじめ自殺事件、川崎市中1男子生徒殺害事件、東松山都幾川河川敷少年殺害事件など、いじめによる子供の死亡事件に着想を得たオリジナルの物語。上村侑が主演を務め、阿部匠晟、池田朱那、大嶋康太、清水凌、住川龍珠、津田茜、西川ゆずがキャストに名を連ねた。

本作は内藤にとって「先生を流産させる会」以来、8年ぶりの自主制作映画となる。2011年に山形マット死事件に着想を得て内藤がプロットを執筆。商業映画として成立させるための交渉を続けるも進展は得られなかった。その後、2015年に川崎市中1男子生徒殺害事件が起きたことをきっかけに、内藤は自主映画として制作することを決意。2017年夏から2018年の春にかけて撮影し、1年に及ぶポストプロダクションを経て、2019年夏に完成に至った。内藤は「遠回りしましたが、時間をかけたからこその濃密さが作品に詰まっています。2020年5月、ついに観客の皆さまへ届けられることを嬉しく思っています」とコメントを寄せている。

内藤瑛亮 コメント

最初にプロットを書いたのは、2011年の夏でした。自分が小学校高学年の頃に起きた山形マット死事件に着想を得た企画です。
商業映画として成立させるため交渉を続けましたが、進展は得られませんでした。
2015年に川崎市中一男子生徒殺害事件が起き、制作への思いが高まりました。
2016年に自主映画として制作することを決意し、2017年の夏、年末年始、2018年の春にかけて撮影を敢行しました。1年に及ぶポストプロダクションを経て、2019年夏に完成しました。 遠回りしましたが、時間をかけたからこその濃密さが作品に詰まっています。
2020年5月、ついに観客の皆さまへ届けられることを嬉しく思っています。

(c)2020「許された子どもたち」製作委員会

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