1980年公開の映画『二百三高地』が、8月14日から27日にかけて東京・丸の内TOEIで上映されることが決定した。

　本作は、“二百三高地”という激戦地での戦いを強いられた兵士たちの戦争への怒りや、兵士間に芽生える友情、戦況を憂う民間人の姿などを描いた戦争映画。日露戦争という歴史的事実に関わった人々の生き方を通して、米と絹しか産しない総人口4600万人の弱小民族であった日本が大国ロシアになぜ戦いを挑み、いかに戦ったのかを再現する。

　 キャストには、乃木大将役の仲代達矢、児玉源太郎役の丹波哲郎、明治天皇役の三船敏郎、伊藤博文役の森繁久彌のほか、あおい輝彦、夏目雅子らが結集。舛田利雄がメガホンを取った。脚本に『仁義なき戦い』シリーズの笠原和夫を迎え、3年の歳月と15億の巨費を投じて作られた。主題歌は、さだまさしの「防人の詩」。1980年8月の劇場公開から40年が経ち、デジタル版として初上映される。

■公開情報
『二百三高地』
丸の内TOEIにて、8月14日（金）〜8月27日（木）上映
入場料金：一般1,100円／高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 1,000円
出演：仲代達矢、あおい輝彦、新沼謙治、湯原昌幸、佐藤允、永島敏行、天知茂、丹波哲郎、愛川欽也、夏目雅子、野際陽子、松尾嘉代、神山繁、若林豪、石橋雅史、長谷川明男、森繁久彌、三船敏郎
監督：舛田利雄
脚本：笠原和夫
撮影：飯村雅彦
音楽監督・指揮：山本直純
公開日：1980年8月2日
配給：東映
(c)東映
上映スケジュール：https://toeitheaters.com/theaters/marunouchi/