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井浦新と成田凌が“火の鳥”探す旅へ「ニワトリ☆フェニックス」製作決定

ナタリー

「ニワトリ☆フェニックス」イメージ画像 (c)映画「ニワトリ☆フェニックス」製作委員会

井浦新と成田凌が共演し、かなた狼が監督を務める「ニワトリ☆フェニックス」の製作が明らかに。本作の支援を募るクラウドファンディングがWebサイト「うぶごえ」にて6月11日20時から8月29日23時59分まで行われる。

「ニワトリ☆フェニックス」は2018年3月に公開された「ニワトリ★スター」のパラレルワールドをつづる作品としてかなたが構想を練ったもの。続編ではなく、新たな作品として制作される。「ニワトリ★スター」と同じく、井浦が雨屋草太、成田が星野楽人役で出演。劇中では草太と楽人が都市伝説の“火の鳥”を探す旅に出る。

クラウドファンディングの目標金額は888万円で、参加者には、映画制作の“仲間”としてストーリーの大半を共有。ロケハン、撮影、編集、宣伝過程をリアルタイムで体験できるほか、限定グッズや完成披露試写会への招待などのリターンが用意された。詳細はうぶごえにて確認を。

井浦は「また草太として楽人と生きるのかぁ、あのむちゃくちゃなみんなと烈しく過ごすのかぁ、かなた狼監督と映画の旅の続きをするのかぁ、あぁ大変だ。想像するだけで武者震いがする」と、成田は「同じ役、違う物語。少々無駄に大人になってしまった部分もありますが、自分の中の楽人を引っ張り出して、存分に楽しみたいと思っております」とコメント。

かなたは「コロナウイルスによる困難が社会を包むこの時代で、映画作品を生み出そうとする矛盾を私達も当然として感じております。ですが、こういう世界の中でも、私達にしか出来ない事があるとの想いもあります」と述べ、「人間の心に潤いをもたらせる表現であり、娯楽でもあり、映画という一つの文化のあり方や存在意義。そういった事を苦悩しながらも、模索し本作の製作に向かう決断を致しました」と語った。

「ニワトリ☆フェニックス」は2022年公開予定。

井浦新 コメント

先に逝った仲間へ「ありがとう」のケジメをつけるために、そして、かなた狼監督との約束を果たし、お互いに決着をつけるために挑んだ【ニワトリ★スター】は、大切で特別な作品となって飛んでったけど、やっぱりそれで終わりじゃありませんでした。まぁどこかで終わらせたくなかったし、結局は始まりでしかなかったんですよねぇ。また草太として楽人と生きるのかぁ、あのむちゃくちゃなみんなと烈しく過ごすのかぁ、かなた狼監督と映画の旅の続きをするのかぁ、あぁ大変だ。想像するだけで武者震いがする。簡単に嬉しいですなんて言えないけれど、狼組でギザギザな日々をまた過ごせることに、歓喜しています。楽しみです。
再びニワトリで、今のこの困難な状況に、この一変してしまった時代に、狼組らしく落書きするならば、今度はあなたへ、あなたへ、あなたへの「ありがとう」を描きたい。そして、この作品と共に全国のミニシアターを巡って映画の旅をしながら、あなたに直接「ありがとう」を伝えたいです。

成田凌 コメント

昨年、ぴったりと世界が立ち止まって、改めて気付かされることがありました。
自分は日々輝かせてもらっていたという事、役がないと、何者でもないという事、映画が好きだという事。芝居が好きだということ。そんな私の役者人生の始まりとも言える作品が、ニワトリ★スターです。
役者デビューして間もない頃、ただ必死にお芝居をやっていた自分に、芝居の楽しさや苦しみ、恥。そして映画が出来るまでにどれだけの苦悩があるのかという事を体で、心で感じさせてくれました。

全力で出し切り、自分の中の大切な部分にしまっておきました。
しかしまだ旅の道中だったとは。なんだか終わっていない気はしていましたが、こういうカタチで帰って来るのかと、驚きと喜びと不安が入り混じっています。同じ役、違う物語。少々無駄に大人になってしまった部分もありますが、自分の中の楽人を引っ張り出して、存分に楽しみたいと思っております。

こんな時代ですが、どんな人でも前向きになれる作品になります。
草太に。楽人に。久々に会えます。楽しみです。(ファッキンロックンロール)

かなた狼 コメント

コロナウイルスによる困難が社会を包むこの時代で、映画作品を生み出そうとする矛盾を私達も当然として感じております。ですが、こういう世界の中でも、私達にしか出来ない事があるとの想いもあります。
人間の心に潤いをもたらせる表現であり、娯楽でもあり、映画という一つの文化のあり方や存在意義。
そういった事を苦悩しながらも、模索し本作の製作に向かう決断を致しました。
私たちで生み出した前作を超え再構築し、終わりから始まり。
不死鳥フェニックスという感覚に願いを込め、それを映画作品として一丸となり形にしたいと思っています。
皆様のご理解とご賛同を心から願っております。

(c)映画「ニワトリ☆フェニックス」製作委員会

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