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『妖怪シェアハウス』大東駿介の気遣いにギャップ萌え!? 小芝風花の恋は成就するのか?

リアルサウンド

20/9/6(日) 13:25

 妖怪たちについて書いた澪(小芝風花)のnoteをいつも影ながら応援してくれている「SHIRAHAMA」。彼が職場の上司・原島(大東駿介)であるとほぼ確定すると、澪は彼のことを強く意識し始める。新しい企画のことで打ち合わせをしていてもドキドキが高まっていき、やがて澪は原島のことを好きになっていることに気づく。『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)第6話では、妖怪たちのアシストを受けながら澪の淡い恋愛模様が描かれていく。

 「釣り合える気がしないんです」。いざ原島のことを好きになってみると、職場でも頼りになる大人な原島と自分とでは不釣り合いなのではないかと悩み始めてしまう澪。伊和/お岩さん(松本まりか)は「今の澪も十分魅力があると思う」と励ますが、それでも澪は、原島に釣り合うような聡明な美女になりたいと悲観的になってしまう。そんな状況を打開するために、伊和/お岩さんは伝説のビューティーアドバイザー・山姥/やまちょす(長井短)を召喚。山姥といえば怖い妖怪だと恐れる澪だったが、登場したのは奇抜なメイクとファッションに身を包んだヤマンバギャルで、そのノリの軽さとハイテンションさにすぐさま圧倒されていく。

 やまちょすのパーソナル診断によって見事に聡明な美女に変身した澪。新企画の取材対象者にもやまちょすを提案しうまく事が運んでいた。しかし取材当日、同席した原島に会ったやまちょすは、原島が何らかの悩みを抱えていることに気づき、澪も気になり始める。その悩みを解決できれば一気に信頼が高まると奮闘する澪。いっそのこと思い切って気持ちを伝えてみようと決意した食事会で、ついに原島が衝撃の事実を打ち明ける。実は原島は結婚していて、奥さんから離婚を迫られているのだという。

 それでも澪は、いきなり訪れた失恋にすぐに気を落とすということはしない。離婚したくないのであればもっと話し合うべきだと原島に伝え、「人を好きになる」ということの尊さを知ったからこそ、原島にも幸せなままでいてほしいと願うのだった。家に帰ってきて泣いてしまう澪。鏡に映る姿は禍々しい妖気を放つ鬼……。澪のことが気になるのか神社の神主・水岡(味方良介)が優しくフォローしていたことも気になりつつ、ヤマンバギャル化した妖怪シェアハウスの住人たちによるパラパラで今回は幕を閉じた。

 澪がひとたび恋に落ちてしまうのも頷ける、原島のギャップ。最初は厳しい言葉ばかり投げかけるドS上司という役回りだったが、悪い男に引っかかりそうになれば助けてくれるし(第2話)、重労働に押しつぶされそうになった際には上司らしくサポートしてくれる(第5話)、ふとした際の優しさや気遣い、男らしさも見せてきた原島。演じる大東駿介の円熟味のある色気も相まり、澪も恋に落ちてしまうのは当然かもしれない。第6話のラストでは、いつも鬱陶しげに澪に接していた水岡も何やら思わせぶりな態度をとっていた。最初はとことん自分に自信がなかった澪が、ひとりの女性として自立し、キラキラと輝き出していることも要因としてはあるのかもしれない。今後も澪の恋模様は描かれていくのか。美しく成長した澪に向けての、男性陣からのアプローチにも期待していきたい。

■原航平
ライター/編集者。1995年生まれ。「リアルサウンド」「クイック・ジャパン」などで、映画やドラマ、YouTubeの記事を執筆。Twitterブログ

■放送情報
『妖怪シェアハウス』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:15~24:05放送
出演:小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、内藤理沙、大東駿介、味方良介、柾木玲弥、宮本茉由、大倉孝二
脚本:西荻弓絵、ブラジリィー・アン・山田、綿種アヤ
演出:豊島圭介、山本大輔
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、宮内貴子(角川大映スタジオ)
制作:テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)テレビ朝日
公式Twitter:https://twitter.com/youkaihouse5
公式Instagram:https://www.instagram.com/youkaihouse5/

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