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『ジョーカー』 (c)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

ひとりの男の溢れる涙に隠された切ない心情 『ジョーカー』場面写真公開

ぴあ

19/8/9(金) 12:00

ひとりの孤独な男が巨大な悪のカリスマへと変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストが描く衝撃のサスペンスエンタテインメント『ジョーカー』が、10月4日(金)より日米同日公開。この度、映画史上、頂点とも言える悪のカリスマ“ジョーカー”誕生の謎に迫る本作で、ジョーカーへと変貌を遂げる男・アーサーのメイクと涙の表情を捉えた場面写真が公開された。

公開に先駆け、第76回ヴェネチア映画祭コンペティション部門への正式出品、第44回トロント映画祭のガラ・プレミア部門に選出され、早くもアカデミー賞有力候補との呼び声が高まっている本作。「今年もっとも驚くべき映画。アカデミー賞は確実だ」(ヴェネチア映画祭:アルバート・バルベーラ)、「ホアキン・フェニックスによるキャリア史上最高の演技。世界の映画賞が注目している」(トロント映画祭:キャメロン・ベイリー)と、映画祭ディレクターをはじめ、世界の映画関係者が“本年度アカデミー賞最有力”と絶賛と注目を浴びせている。

公開された場面写真は、コメディアンを夢見る純粋で心優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)が、ピエロのメイクを施しているもの。しかし、その瞳からはとめどなく溢れる涙が……。狂気で人々を震撼させる映画史上最も有名なヴィランであるジョーカーのイメージとは違い、人間味を感じさせながらも複雑な感情が入り混じった表情が印象的で、彼の身に一体何が起きたのか、想像を掻き立てられるものとなっている。監督・脚本を務めたトッド・フィリップスの「ジョーカーを描いたのではなく、“孤独な男がジョーカーになるまでのリアルなドラマ”を描いたんだ」という言葉を裏付ける印象的な姿だ。

3度のアカデミー賞ノミネート実績を持つフェニックスが演じるアーサーは、「どんな時も笑顔で、そして人々を楽しませなさい」という母の大切な言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きている。コメディアンになり世界を笑わせようとしたひとりの“人間=アーサー”が、なぜ、狂気溢れる“悪のカリスマ=ジョーカー”に変貌してしまうのか? 原作の映像化ではなく、完全オリジナル・ストーリーで初めて語られるジョーカー誕生の理由。切ない衝撃の真実とは? 早くもアカデミー賞受賞の呼び声も高い全世界待望の衝撃のサスペンスエンタテインメントに、大いに期待が高まる。

『ジョーカー』
10月4日(金)より全国公開

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