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マームとジプシー×trippen『CYCLE』、ほぼ日曜日で上演 衣装の受注会も

CINRA.NET

20/2/17(月) 17:00

マームとジプシーの舞台『trippen×mum & gypsy“CYCLE”』が3月1日から東京・渋谷PARCOのほぼ日曜日で上演される。

藤田貴大が全作品の脚本と演出を手掛けるマームとジプシーと、1992年にドイツ・ベルリンのアートギャラリーで靴職人マイスターの資格を持つミヒャエル・エーラーとアンジェラ・シュピーツによってスタートしたシューズブランドのtrippen。

同舞台は、2018年に上演された『mum & gypsy×trippen「BEACH」』『mum & gypsy×trippen「BOOTS」』に続くコラボレーションの第3弾。ほぼ日曜日で開催される初の演劇公演となる。期間中は上演とトークイベントを実施。スケジュールの詳細はマームとジプシーのオフィシャルサイトで確認しよう。

3月28日からは、東京・原宿の金万 PRESS ROOMで受注会『trippen×mum & gypsy“CYCLE”collection』を開催。若林佐知子が担当した同公演の衣装を注文することができる。マームとジプシーが受注会を行なうのは今回が初。

藤田貴大のコメント

また朝を迎える
その色のなかで
おもいだすこと
ざらつきは日々、増していく。
重なり重なって蓄積していく。
いつだったか、からだのなかにとりこんだ言葉にならないこと。もしくはできないことは、
だれにも知られることのない記憶の場所にとどまって、息をひそめている。
それらは、いつか声になるか。
外へ、でていこうとするのか。
つまり、循環するのだろうか。
今朝も、靴を履いた。その足もとを、なぜかみつめた数秒間。あのときの、あのひとの表情。
あの言葉のほんとうの意味。夜へと消えていった足音を、おもいだした。
2020.1.15 藤田貴大

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