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日本版「CUBE」をオリジナル版の監督が称賛「ストーリーの転換は興味深かった」

ナタリー

ヴィンチェンゾ・ナタリ

「CUBE 一度入ったら、最後」のオリジナル版「CUBE」で監督を務めたヴィンチェンゾ・ナタリのコメントが到着した。

死のトラップが仕掛けられた謎の部屋“CUBE”に閉じ込められた男女6人が脱出を試みるさまを描く「CUBE 一度入ったら、最後」。菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎が出演し、「MANRIKI」の清水康彦が監督を務めた。

リメイクについて、ナタリは「本当にうれしいことだと思ったよ。アメリカでも『CUBE』のリメイクの話が進んでいたんだけど、それほど興味が持てなかった。オリジナルと同じものになりそうな感じがしたから。日本版の場合は、異なる文化的側面を持ち込んだスペシャルで新鮮なものになると思ったんだ」と語る。

完成した「CUBE 一度入ったら、最後」の感想を、ナタリは「オリジナル版では何がうまく機能したのか、とてもよく理解してくれていたと思う。ストーリーの根本的な部分も機能していたし、デザイン的にもそう。リメイクとしてうまくいったと感じた」と述懐。「オリジナルとは異なる種類の映画だ」と話す。

また「『CUBE』のキーはほかのSF映画と同じく、“何ができるのか”というアイデアを弾ませ、それを維持すること。トラップには内臓を揺さぶるような強いショックと信憑性がなければいけない。自分が観客の立場になればなるほど、映画そのものよりもキャラクターと一緒にその場所に自分がいると感じることができる。日本版の『CUBE』はこの点がうまくいっていると思う」とコメント。「ストーリーの転換は興味深かった。キャラクターたちがお互いの関係を発展させていくさまを描くのが上手だと思った」と日本版を称賛した。

なお今回、撮影現場を捉えたメイキング写真も到着した。「CUBE 一度入ったら、最後」は10月22日より全国ロードショー。

(c)2021「CUBE」製作委員会

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