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「ヒノマルソウル」小坂菜緒が小学校で道徳の授業、田中圭もVTRで全力エール

ナタリー

21/4/21(水) 17:53

「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」特別“道徳”授業イベントにて、左から西方仁也、小坂菜緒、吉泉賀子。

「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の特別“道徳”授業イベントが本日4月21日に東京・千代田区立千代田小学校で行われ、キャストの小坂菜緒(日向坂46)らが特別講師として参加した。

1998年長野オリンピックで日本が金メダルを獲得したスキージャンプ団体戦を題材とする本作。栄光を支えた25人のテストジャンパーたちの知られざるエピソードが、実話にもとづいて描かれる。このたび日本文教出版から発行されている小学6年生の道徳の教科書「生きる力」に本作のエピソードが「二十五人でつないだ金メダル」として掲載されていることから、同校での特別授業が企画された。

イベントには本作の主人公のモデルとなった元メダリスト・西方仁也、日本女子スキージャンプ界の黎明期を支えた吉泉賀子も登場。命の危険も伴う悪天候下でテストジャンパー全員が無事に飛べれば競技再開となる状況の心境を、西方は「25人がたすきをつなぐようにジャンプを成功させて、絶対に代表につなぐんだ!という気持ちでした」と振り返る。また長野オリンピック当時は女子ジャンプが正式種目でなかったため、吉泉は「いつかきっと女子ジャンプも認められて、正式種目になるんだという強い気持ちで挑みました」と回想。吉泉をモデルとした小林賀子役の小坂は「女性ががんばっている姿に感動したので、女性の強さを表現できるように演じました」とコメントした。

イベントでは主演の田中圭による特別メッセージの上映も。映像内で田中は「小学校の頃の夢はプロバスケットボールの選手になることでした。でも途中でけがをして挫折してしまい、母の勧めでオーディションを受けて俳優になりました」と明かし、「全然うまくいかないこともあって、仕事もなくて辞めたくなりましたけど、お芝居が好きという思いで続けてきて今の自分がいます。みんなも大人になっていく中でうまくいかなかったり、挫折や悔しいこともあるかもしれません。でも悔しいとか、好きという思いがあれば続けてみてください。絶対自分に返ってくるものがあるので! 皆さんが活躍する姿を楽しみにしています!」と全力で生徒たちにエールを贈った。

そして小坂も「皆さんは夢に向かっていろいろなことに挑戦していくと思いますが、挫折や失敗もたくさん味わうと思います。そんなときにがんばっている人の姿を見ると、自然と自分もがんばる気持ちになれると思います!」と熱く語る。最後は生徒たちから感謝とともに特製金メダルが贈られ、特別授業は終了した。

「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」は5月7日より全国ロードショー。田中や小坂のほか、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦らが出演した。

(c)2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会

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